KUBO/クボ 二本の弦の秘密の製作スタジオ、ライカの手によるストップモーションアニメーション(2014年公開)。
段ボール箱を身につけた、ボックストロールと呼ばれる心優しいモンスターたちと、彼らによって育てられた人間の少年の冒険を描く。

夜な夜な街に出没してはゴミを漁り、それらを使った発明に興じる、全く人間に害のない怪物ボックストロール。常に段ボール箱でカラダを隠し、危険を感じればすぐさま箱の中に身を隠す臆病な性格の彼らだったが、彼らを敵視する人間の手によって駆逐されようとしていた。

ボックストロールの手によって育てられた人間の子供エッグスは、次々と駆除業者に捕らえられていく仲間たちを案じて、少しでも抵抗しようと考えるが、彼の育ての親フィッシュをはじめ、臆病なボックストロールたちは常にただ逃げるだけでなんの対策も考えようとはしない。仲間たちのあまりの無関心ぶりに気落ちするエッグスだったが、フィッシュまでもが駆除業者の手に落ちたことで、事態の改善を目指して立ち上がる。

果たしてエッグスは、駆除業者に捕まったフィッシュたちを救い出すことができるか?そして、人間たちが抱くボックストロールへの誤解を解くことはできるのか?

本作は子供向けのコメディタッチの作品ながら、ストップモーションアニメーション“=静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしながら撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画技法”という恐ろしく手間のかかる製作技術を用いて作られたことによる高い質感が味わい深い、大人でも楽しめる一本になっている。

画像3: 『ボックストロール』箱の中身は醜悪な怪物?

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。dino.network発行人。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。
ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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