年間100本以上の映画コンテンツを鑑賞し、いまからでも観るべき あるいは観るべきではない?作品を紹介。
「ドラゴン・タトゥーの女」「ソーシャル・ネットワーク」でブレイクしたルーニー・マーラを巡って右往左往する男たち(ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー)を描く大人の恋愛劇。さらにマイケル・ファスベンダーの妻役としてナタリー・ポートマンが出演している。

映像はきれい、撮り方も良く、恋と欲望に惑う男女を美しく描き出している。が、ある意味褒めるところはそれだけ。何がどうしてそうなっていくのか、という登場人物の心模様が全くわからないし、セックスシーンもいろいろな行為を見せたいのだろうが肌見せは一切なし。俳優を脱がさないでエロスを描こうとする努力は買うが、意味をなしていない。

美男美女をとにかく眺めていたいという需要に対して作られた、長尺作品だ(129分なのだが、3時間くらいに感じる)。

画像: 『ソング・トゥ・ソング』4人の美男美女の愛憎を、限りなく淡々と描いたラブロマンス作品

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。dino.network発行人。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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