オメガ スピードマスター 125 クロノグラフ「アニバーサリー」【今週の逸本 Vol.81】

オメガ創立125周年　アニバーサリーモデル

人類が月面に降り立つ歴史的瞬間に着用されていたオメガ・スピードマスター。

NASA公認のタイムピースとして多くの宇宙探査に携行され、精度・堅牢性は折り紙付き。オメガを代表するクロノグラフモデルとしても非常に人気の高いモデルである。

同ブランドでは、数々の節目でアニバーサリーモデルを展開しており、今回ご紹介するのもその中の1本。オメガ設立125周年を記念して作られた『スピードマスター 125 クロノグラフ』だ。

本モデルを見て、あれ⁉︎と思った方もいるかもしれない。それもそのはず、このスピードマスター125は2001年放映の人気ドラマ『HERO』にて、木村拓哉扮する型破りな検事・久利生公平が身につけていたもの。

その影響から爆発的に人気が高まり、当時は欲しくても買えないという人が多かったモデルである（とはいえ世界2000本限定なので当たり前ではあるが……）。

2021年現在ではアンティークに分類されるモデルだが、さすがスピードマスターというべきか、その精度の高さや堅牢性で、日常使いできる稀有なアンティークといえる。※純正パーツなどはない可能性あり。

アンティークらしい点でいえば、インデックスの経年変化だろう。夜光にトリチウムが使われていたために若干焼けている。これは現行モデルでは決して出せない味である。

本モデルだけの特徴的なデザイン

オメガ・スピードマスターはラウンド形状のものが一般的だが、この125周年モデルは特殊なケース形状となっており、ブレスレットも専用のものが使われている。

機能も現在のスピードマスターとは異なり、インダイヤルが2つのクロノグラフ（普通は3つ）となっている。

9時位置のインダイヤルは24時間表示（▶︎が時間を表す）で、中の秒針は永久秒針。6時位置のダイヤルは12時間積算計。中央から伸びた飛行機のような針は60分計の針である。

当時としては機能が盛り盛りのため厚みもあり、装着時のインパクトは絶大。

世界2000本という希少性、125周年という特別性、スピードマスターの信頼性。どれをとっても損はない1本といえるだろう。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

1973年頃に登場したスイスメイドの腕時計で、これほど近未来的なデザインは稀だと思います。

近未来さは時計単体で見ると目立ちますが、腕に巻いた瞬間になかなかどうして非常に馴染むんです。

まぁ、装着している感じが見たい人は、ドラマの『HERO』を見るのが一番ですね（笑）

アンティークではありますが、精度・堅牢性ともにしっかりしているので、一般的な腕時計と同じようにラフに装着できます。

久利生公平のようにカジュアルに着けるもよし、スーツスタイルに合わせるもよし、非常に使い勝手の良い1本です。

最大30万円OFF！ プライスダウンキャンペーン実施中！

現在、MOON PHASE銀座&岐阜本店では、一部商品がプライスダウンするキャンペーンを実施中。ロジェ・デュブイ、ウブロ、ブレゲ、フランクミュラー等、多数の人気ブランドが勢揃い。対象商品は随時追加される。気になる商品はこちらからチェックだ！

腕時計に関する記事はこちらから

腕時計 - dino.network | the premium web magazine for the Power People by Revolver,Inc.

腕時計 の記事一覧 - dino.networkは、上質な趣味や嗜好を愉しむことができるパワーピープルのために、2019年8月1日に創刊されたライフスタイルWebマガジンです。現代の社会では、日々生まれる新しいテクノロジーやカルチャーによって価値観が多様化しています。そんな多様性に即したさまざまな情報や可能性にキャッチアップし続けたいというマインドを持つ皆さまのために、誕生したWebマガジンがdino.networkです。

dino.network