ROLEX
世界でもっともポピュラーな腕時計ブランド・ROLEX（ロレックス）。高級時計の代名詞といっても過言ではないが、その歴史は1905年の創業から100年余りと意外と短い。その間の偉業は数知れないが、高い防水性を実現した「オイスターケース」、自動巻ローター「パーペチュアル」の技術は、新興ブランドであったROLEXを不動の地位に押し上げた。
細部がブラッシュアップされた『エアキング』
2016年のリニューアルを経て、プロフェッショナルコレクションの仲間入りを果たした『エアキング』。同コレクションの中では比較的手の届きやすい価格帯ということもあって、ロレックス入門としても人気のモデルである。（▶︎▶︎2016年のモデルはこちら）
今回ご紹介するのは、2022年に再度リニューアルされ、細部がブラッシュアップされた最新の『エアキング Ref.126900』だ。
エアキング Ref.126900
ちなみに以前のモデルは下写真のとおり。一見しただけでは「どこがどう変わったの？」と思ってしまう方もいるだろう。
2016年のリニューアルモデル
2016年に一新されたエアキングがこちら
ここからは、変更された部分を見ていこう。
まずは文字盤の要素から。全体的なデザインは前回同様だが、3、6、9のアワーマーカーに夜行塗料が塗布され白くなっている。
さらに飛行時間を計測するためのミニッツスケールの「5」が「05」と二桁表示に。以前のモデルでは「5」は唯一の一桁表記だったので、全体的に数字のバランスを統一した形だ。
3、6、9のアワーマーカーは夜光塗料が塗られ白くなった
ミニッツスケールの「5」が「05」に
文字盤下部の「SWISS MADE」の中央に王冠マークが入るようになった。これもエアキングの前回モデルとは異なる点だ ※ロレックス最新モデルはすべて同様の仕様である
そしてケース形状。前モデルでは丸みのあったケースも、ケースサイドがストンと落ちる直線的なデザインになり、他のプロフェッショナルモデル同様のケースシェイプに。
ケース側面のラインはより直線的に
リューズサイドにはリューズガードが設けられた
そして多くのユーザーが望んでいたストラップのバックルも、他モデル同様にダブルロック仕様に変更された。
本モデルからダブルロックに変更された
前モデル同様にオイスターブレスレットを採用
心臓部となるムーブメントにも最新の3230ムーブメントが採用されており、パワーリザーブは約70時間まで延長されている（前モデルは48時間）。
2016年にプロフェッショナルモデルに仲間入りしながらも、他モデルと異なる点が多かったエアキング。今回のリニューアルでそうした点はすべてブラッシュアップされ、“空の王者”としてより貫禄がでた印象だ。
冒頭で「手の届きやすい価格」、「ロレックス入門として」などと記載したが、実は最新のエアキングはプレミア価格となっており、なかなか入手しづらい存在になってしまった。購入を検討している方は、見つけたときに買っておくことをおすすめする。
ROLEX
エアキング
品番：126900
素材：ステンレススチール
サイズ：縦40㎜×横40㎜
防水：100M防水
ムーブメント：自動巻き
文字盤：ブラック
販売価格：1,450,000円（税込）※新品・未使用品
【付属品】
外箱、内箱、保証書（2022年7月）等が付属
※価格は2022年9月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
今年（2022年）発表され人気急上昇中の新作エアキング。市場に出回る数もまだまだ少なく、実物を見る機会もなかなかない1本です。
以前は100万円を切る定価で、手の届くロレックスとして見られていましたが、いまやプレミア価格……ヤキモキしている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、ロレックスは欲しいと思ったときが買い時です。なくなる前にぜひご決断を！
| 所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
|---|---|
| TEL | 03-5250-7272 |
| 営業時間 | 11:00〜19:00（日曜祝日〜18:00まで） |
| 定休日 | 水曜日 |
| 公式サイト | https://moon-phase.jp/ |
