フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、ブライトリングとベントレーのパートナーシップの結晶『ブライトリング クロノマット B01 42 ベントレー』をご紹介しよう。

BREITLING
1884年のスイスにてレオン・ブライトリングが開いた精密計器専門工房がブランドの始まり。パイロットのための「腕に装着する計器」として製造を徐々に拡大させながら、現在まで続くクロノグラフの形態を完成させた。1936年に英国空軍のサプライヤーになったことを機に、世界的な航空時計として確固たる地位を確立。1942年に登場した回転計算尺付のクロノグラフ「クロノマット」や、1952年の航空用回転計算尺装備の「ナビタイマー」は、時計史に輝く金字塔といえる。

共に歩んできた2つのブランド

2020年にモデルチェンジを行ったブライトリングのフラッグシップモデル『クロノマット』。モデルチェンジ後の1本としては、当連載Vol.128にて『クロノマット B01 42』を取り上げた。

今回セレクトしたのは、「B01 42」と同型ながらも、高級車メーカーとコラボし特別な装いで登場した1本。『クロノマット B01 42 ベントレー』だ。

画像: クロノマット B01 42 ベントレー

クロノマット B01 42 ベントレー

まずは、なぜベントレーとコラボしているのか? だが、ブライトリングとベントレーは2002年から19年もの間、パートナーシップを結んでいた。ベントレーの初代コンチネルGTに搭載する時計を共同設計したのがはじまりで、以降両者は長年さまざまな製品を作り上げてきた。

ブライトリングでいえば「ブライトリング・フォー・ベントレー」コレクションがそれで、ホイールやラジエーターグリルの意匠を取り入れたタイムピースは、いまなお高い人気を誇る。

これまでベントレーの名を冠するモデルは専用コレクションとして展開していたが、のちにブライトリングの主要モデルと統合。そうして誕生したのが今回のクロノマットというわけだ。

では、細部を見ていこう。

文字盤にはベントレー(イギリス)のイメージカラーである深いグリーンを採用。光の線が放射状に入るサンレイ仕上げで、見る角度によって異なる表情が楽しめる。

ベゼルに配置されたライダータブ、オニオン型のリューズ、クロノグラフ用のプッシュボタンは、グローブをしたままでも操作しやすい設計。

時計の心臓部には『クロノマット B01 42』と同様に、自社製クロノグラフムーブメント・キャリバー01を搭載。バック外周にはクロノメーター認定の証とマニファクチュールであることのほかに、「BENTLEY」の銘が刻印されている。

本タイムピースは、パートナーシップ終了の直前に販売されていたもので、いわば締めくくりのひとつともいえるモデル。ふたつのブランドが共に歩んだ歴史を刻む1本として、ぜひあなたのコレクションに加えてみてほしい。

BREITLING
クロノマット B01 42
ベントレー
品番:AB01343A1L1A1
素材:ステンレススチール
サイズ:縦42㎜×横42㎜
防水:200M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:グリーン
販売価格:688,000円(税込)※USED
参考定価:1,105,500円
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(2027年9月まで有効)等が付属
※価格は2023年5月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

2020年にクロノマットコレクションのモデルチェンジが行われ、いまではすっかり新定番として浸透した新型クロノマット。さまざまなバリエーションが発売されてきましたが、ベントレーの名を冠したモデルは、ブライトリングファンにとって特別なものでしょう。

時計界でも最長の歴史を誇るブライトリング×ベントレーのパートナーシップ。その歴史を感じさせる1本として、ぜひ手に取ってみていただきたいです。

まるで吸い込まれるような深いグリーンの文字盤に、きっとあなたも魅了されると思います。

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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