フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、オーデマ・ピゲのドレスウォッチ『ミレネリー』をご紹介しよう。

AUDEMARS PIGUET
オーデマ・ピゲは1875年に創業されたスイスの伝統的な時計メーカー。パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンとともに、世界三大高級時計メーカーの一つに数えられる存在である。複雑機構の開発を得意としており、これまで数多くの名機を世に送り出してきた。スイスのル・ブラッシュに本社を構え、ル・ロックの小さな町にある「AP ルノー・エ・パピ」というムーブメント会社で超複雑時計を制作しており、同社からは数々の技術者を輩出している。

2000年の到来を祝したコレクション

オーバル(楕円形)のケースが目を引くオーデマ・ピゲの『ミレネリー』。
デビューは1995年。世界が2000年というミレニアムイヤーを迎えるにあたって、それを祝福するべく誕生したコレクションだ。

画像: ミレネリー Ref.15320OR

ミレネリー Ref.15320OR

形状はローマにある円形闘技場・コロッセオ(コロッセウム)がモチーフ。アナログ腕時計の構造上、楕円となると針の長さや文字サイズなどで苦労しそうだが、そこはさすがのオーデマ・ピゲ。時間と分のダイヤルを2つに分けるという発想で、オーバルデザインを余すことなく活用している。

画像: 外側の黒地部分の数字は「分」。内側の銀地部分のローマ数字が「時」だ

外側の黒地部分の数字は「分」。内側の銀地部分のローマ数字が「時」だ

画像: ダイヤルの置き方、数字の大きさなどで楕円ケースを上手く活用している

ダイヤルの置き方、数字の大きさなどで楕円ケースを上手く活用している

画像: 3時位置にはデイト表示

3時位置にはデイト表示

一見複雑そうな外観だが、3針+デイトとシンプルな機能で構成されている。そのため、ドレスシーンだけなく日常的なシーンでもとても使い勝手がいい1本だ。

画像1: 2000年の到来を祝したコレクション

心臓部には自社製ムーブメントのCal.AP3120を搭載。オーデマ・ピゲの他コレクションにも採用されている汎用ムーブメントで信頼性も高い。時計背面からのぞく造形はため息がでるほど美しい。

画像1: オーデマ・ピゲ  ミレネリー「新たな時代に祝福を」【今週の逸本 Vol.228】
画像2: オーデマ・ピゲ  ミレネリー「新たな時代に祝福を」【今週の逸本 Vol.228】

ケース同様にピンクゴールドを使ったDバックルは、開くと「AP」になっているという粋な計らい。

画像2: 2000年の到来を祝したコレクション

オーデマ・ピゲのタイムピースの中でも、ラグジュアリー要素の強い1本。ドレスウォッチをお探しの方はぜひその選択肢に加えてみてほしい。

AUDEMARS PIGUET
ミレネリー
Ref.15320OR
品番:15320OR.OO.D002CR.01
素材:ピンクゴールド
サイズ:縦40㎜×横45㎜
防水:日常生活防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブラック×シルバー
販売価格:2,150,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、保証書(日付未記入)等が付属
※価格は2023年12月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

ラウンド・スクエア・トノウ・レクタンギュラーと、腕時計にはさまざまなケース形状がありますが、オーバルというのはなかなかありません。

オーデマ・ピゲのミレネリーは、オーバルという難しい形状をこれ以上ないほどに上手くデザインしたモデルかと思います。

機能は堅実的で非常に使い勝手が良いのも魅力です。オーバルケースだからといって腕にはめたときに他ケースと大きく印象が違うということもありません。むしろ、これまでにないフィット感を味わえると思います。ぜひお店で試着してみください。

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

腕時計に関する記事はこちらから

This article is a sponsored article by
''.