10月1日は「国際コーヒーの日」。コーヒーの記念日を皮切りに、高品質なコーヒーのサスティナビリティを追求するグローバルベンチャー企業『TYPICA(ティピカ)』が、日本全国を対象にキャンペーンを展開。その第一弾として、『TYPICA』のコミュニティマネージャーが自家焙煎コーヒー事業者(以下ロースター)を訪問して推薦するガイドサービス『TYPICA GUIDE(ティピカガイド)』を発表する。

TYPICA/サスティナビリティを高めるコーヒー生豆流通のDX化

『TYPICA』は、日本・オランダ・韓国・台湾に拠点を置き、世界59カ国・地域でサービスを展開するコーヒー生産者とロースターが、麻袋一袋単位からコーヒー生豆をダイレクトトレードを可能にした世界初のオンラインプラットフォーム。

これまでコンテナ単位(約18t)での取引が基本とされていたコーヒー生豆のダイレクトトレードを麻袋一袋単位(約60kg)から可能にし、輸出のためのリソースを持たない小規模生産者でもニュークロップ(収穫、精製されたて)のコーヒー生豆を簡単に出品でき、トレーサビリティ向上をめざすロースターが直接購入できる仕組みを実現する。

※生産者名、農園名などコーヒー生豆の情報や流通経路が明確にされ、ロースターや消費者まで届けられる透明性のこと

『TYPICA』が透明性を確保した“ダイレクトトレード”を推進する理由は、コーヒー農家の収益性とロースターの付加価値を一貫して高め、生活者により良いコーヒー体験を提供するために、コーヒー生豆の流通におけるダイレクトトレードのシェアを高めることが最も効果的な手段の一つであると考えるからだ。

現在、コーヒー業界は大きな社会問題に直面しているという。需給バランスの変動や投機マネーの流入により、取引価格が乱高下しやすいコーヒーは、安定的な収益を確保しづらい農作物であるため、転作、離農する生産者が相次ぎ、コーヒーオリジンの多様性が日々失われている。

このような問題を解決することを事業目標のひとつとして掲げているのが『TYPICA』だ。ダイレクトトレードのシェアを高めることは、生産者の経済的自立や雇用の拡大、生活水準の向上を促すことにとどまらず、コーヒー生産を通じた地球環境問題への貢献、貧困解決、学校や病院の設立に至るまで、開発途上国の地域コミュニティそのものをより良く変えていく可能性があり、それらはすでに私たちのコミュニティ内で、現実として起こり始めている。

美味しいコーヒーをずっと美味しく、コーヒーをより世界の幸福な飲み物へと育み合える環境をつくることは、プラットフォーム利用者のみならず、コーヒー業界と、世界全体にポジティブな影響を与えることができる、と『TYPICA』は考える。

『TYPICA』は、2025年までに世界 87カ国、約2万軒以上のコーヒー生産者とロースターのコミュニティをつくることを目標に、サービスを通じてコーヒーを愛する世界中の人たちがつながり合える世界をめざしている。

『TYPICA GUIDE』とは?

日本全国の人々が本当に美味しいコーヒーと出会えるように

画像: 日本全国の人々が本当に美味しいコーヒーと出会えるように

今回発表される『TYPICA GUIDE』は、『TYPICA』を通じて取引された“生産者の顔が見える旬のコーヒー”、私たちが本当に美味しいと信じるコーヒーを焙煎するロースターと出会うためのガイド。

コーヒーは数えきれない人たちの働きによって、生産地からカップの中へ辿り着く。ロースターは、美味しさのバトンを最後に飲み手に渡す重要な役割であり、そんな彼らを讃え、多くの飲み手とつなげたいという思いが『TYPICA GUIDE』の始まりである。

『TYPICA GUIDE』の特徴は、コミュニティで推薦するという点。『TYPICA』は、コーヒーのダイレクトトレードを通じて、コーヒーを愛する世界中の人々とともに育くみあうグローバルなコーヒービジネスであることから、『TYPICA GUIDE』も、コミュニティ型のガイドサービスとして、生活者、ロースター、生産者、コーヒーを愛する多様な分野のスペシャリストと共にスタートし、日本国内7エリアごとのトップロースターと、日本を代表する唯一のトップロースターを決定する。

また、『TYPICA GUIDE』の特別推薦人には、コーヒーラバーであり、かつ各分野で活躍するスペシャリストが登場。実業家の南場智子氏、アーティストの KREVA 氏、ミシュラン 3 つ星レストランのカンテサンスオーナーシェフなど、合計9名が挙げられる。

『TYPICA』創業者コメント

画像1: 三つ星ロースターが決定 本当に美味しいコーヒーと出会えるガイドサービス『TYPICA GUIDE』今秋発表

『TYPICA』創業者 後藤将(ごとう・まさし)氏

『TYPICA GUIDE』は本当に美味しいと私たちが信じるコーヒーをより多くの人々に体験していただくためにスタートしました。テクノロジーの進化により、旬のコーヒーをフレッシュな状態で流通できる環境は年々整っています。また、コーヒー生産や焙煎技術の革新により、高品質なコーヒーの流通可能性が益々高まっています。更には35億人がデジタルデバイスでつながる現代において、生産者の顔が見える旬のコーヒーを誰もがダイレクトトレードできる世界を共有することができます。コーヒーを愛する全ての人々がともに推薦する本当に美味しいコーヒーを味わってみてください。そうすれば来年、あなたも『TYPICA GUIDE』をともにつくる主人公になっているはずです。

画像2: 三つ星ロースターが決定 本当に美味しいコーヒーと出会えるガイドサービス『TYPICA GUIDE』今秋発表

『TYPICA』創業者 山田彩音(やまだ・あやね)氏

美味しいコーヒーは、数え切れないほど多くの人たちによって飲み手まで届きます。そのうち誰一人妥協せず仕事をして、感動するほどの液体がカップの中に存在することは、ほとんど奇跡とも言えるでしょう。その中で、全員の努力を開花させる役割を果たすのがロースターです。彼らが火を入れることでコーヒーの豊かな彩りは現れますが、火入れの時間がたった数秒違えば消えてしまう、そんな精妙な仕事です。『TYPICA』はそんなロースターさんの素晴らしい仕事に常に敬意を抱いておりますが、今回、それを公に届ける機会を設けさせて頂くことを、大変嬉しく思います。

すでに一つ星ロースター118軒がノミネート。その後、二つ星ロースターの推薦を経て、10月13日(木)に開催される『TYPICA GUIDE Final Round』にて、日本を代表する三つ星ロースターが決定する。

『TYPICA GUIDE』概要

推薦基準

1.「TYPICA 1-Star Roaster」(一つ星)

TYPICA のコミュニティマネージャーが実際にロースターを訪問し、提供されているコーヒーの品質、サービスや接客、店舗の空間を体験した上で、総合的に TYPICA として推薦するロースターを決定。

2.「TYPICA 2-Star Roaster」(二つ星)

国内を7エリア(北海道・東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州・沖縄)に分け、特別推薦人がロースターのプレゼンテーションをもとに、各エリアで最も推薦したいロースターを一軒決定。特別推薦人には、ロースターから提出された2分間のプレゼンテーション動画を見て、「志」「原体験」「情熱」「楽しさ」「サスティナビリティ」を基準に推薦する。

3.「TYPICA 3-Star Roaster」(三つ星)

10月13日(木)に東京ビッグサイト(SCAJ ステージ)で「TYPICA GUIDE Final Round」を開催。 各エリアで推薦された7名の 2-Star Roaster(二つ星)がステージでプレゼンテーション&ブリューイングを実施し、来場者の皆さまで日本を代表する 3-Star Roaster(三つ星)を決定。会場には特別推薦人の他に、世界20カ国のコーヒー生産者及びロースターも来場する。また、当日までに実施されるオンライン推薦の結果も含まれる。

対象

「TYPICA」でのコーヒー生豆取引実績があるロースター

推薦者

コーヒーを愛する全ての人々

特別推薦人

  • 南場智子 氏(株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長/経団連副会長)
  • 岸田周三 氏(カンテサンスオーナーシェフ/ミシュラン3つ星15年連続受賞)
  • KREVA 氏(ラッパー/KICK THE CAN CREWボーカル)
  • 向千鶴 氏(WWDJAPAN執行役員編集統括兼サステナビリティ・ディレクター)
  • Michal Molcan 氏(Standart founder and editor-in-chief)
  • Peter Muchiri 氏(生産者「Rockbern Coffee Group」・アフリカ代表)
  • Nadine Rasch 氏(生産者「Primavera Coffee」・中米代表)
  • Fikri Raihan Hakim 氏(生産者「Java Frinsa Estate」・アジア代表)
  • 山田彩音(TYPICA Co-founder)

スケジュール

「1-Star Roaster発表」…9月14日(水)
※特別推薦人による審査…9月27日(火)〜10月4日(火)
「2-Star Roaster発表」…10月11日(火)
「3-Star Roaster発表 」…10月13日(木)

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