バイク乗りとして初めての冬、なんとか乗り越えたい……!
今年の12月は暖かい日も続いたものの、ここ最近でようやく寒くなってきましたね。前回の記事では中免を取る予定だった筆者こと私も、ついに卒業検定を控える身となりました。となると、大きな問題があります。
その問題とは、防寒対策。晴れて免許を取得した暁には、バイク乗りとして初めての冬が訪れるわけです。教習では胴にプロテクターもついていましたし、ましてや暖かい日が続いたのですから、もはや寒さについては未知数。どれくらい寒いんだろう……!?
というわけで、バイクではどれくらい体感温度に差があるか調べてみました。
調べてみて初めて知る、バイク乗りの凄さ
一般的に風速1mにつき、体感温度は1度下がるようです。風速1mは、歩いている時の速度(3.6km)くらい。ということは気温が0度であれば、普通に歩いているだけでも−1度ってこと!? あまり意識したことはありませんでしたが、バイクの時を考えるのが怖くなってきましたね……。
まずは、気温が0度の場合の徐行時(10km)から計算してみましょう。体感温度は……なんと驚異の約−7度。徐行でも余裕で凍ります。
次は、下道で比較的よく見る速度の中でもゆっくりめな40km。体感温度は、約−13度。……え!? バイク乗りってそんな過酷な冬を過ごしているんだ。。
最後に、高速道路を走行する場合も考えてみたいと思います。例えば80kmで走行するとします。体感温度は……なんと衝撃の約−19度。恐ろしい寒さです。
これは絶対、絶対に防寒対策をしなければバイクに乗るどころではありません。完全に甘くみていた。。以前冬にタンデムしたときは、正直そこまでの寒さではなかったので油断していました。思えば前に運転手がいるわけですから、風除けにもなってそこまで寒くないように感じていたんですね。
改めて調べてみたことで、防寒対策の大切さがよく分かりました。舐めてかかってはいけませんね。快適に冬のツーリングを楽しむためにも、今回はBMW Motorradの防寒具をご紹介します!
バイクに乗ってもオシャレしたい!
たったいま防寒対策の大切さを知ったにも関わらず恐縮ですが、バイクを乗る時にもオシャレしたいんです。バイク女子としても、元アパレル販売員としても、ここは譲れません。(※時と場合による)
この解決案は意外と簡単。防寒しつつオシャレをするのなら、アウターはお気に入りのものを着つつ中にいろいろ着込めばいいわけです。
オシャレと暖かさを両立する「ヒートアップベスト」
先ほどバイク教習で思ったより寒くなかった理由として、胴にプロテクターもついていたことを挙げました。つまり、胴が守られていれば、ある程度寒さへの防御力を確保できる可能性が高いわけです。腕周りも着膨れしなくて最高。一石二鳥ですね。
ということで、最初にご紹介したいのは「ヒートアップベスト」。
このベスト、ただのベストではありません。なんとヒーター機能がついているんです! 胸、背中に加えて腎臓のある部分(腰より上の背中側)に5つのヒーターエレメントがついています。最大ヒーター出力は35W(12V時)。別売りのコントローラーを使えば、出力を3段階で調整できちゃいます。
バイクの電源ソケットに接続できるため、電力供給の問題もなし。これまた別売りのYケーブルを使うことで2着を同時利用可能です。タンデム時でも安心ですね!
もちろん、しっかりと密着するフィット感なので、風も入りにくいのが嬉しいです。サイズもXS~2XLと豊富なので、自分に合うサイズが選べるのも助かります。
用途に合わせて選びたい2種類のジャケット
ジャケットは、ライディングでも日常でも着用可能な「PCMジャケット」と、モーターサイクルスーツの下に着用できる「GSソフトシェルジャケット」の2種類展開があります。
PCMジャケットは、宇宙飛行士向けに開発されたテクノロジーが使われていて、体温を最適に維持してくれる優れもの。内蔵のマイクロカプセルが、必要に応じて保温または放熱してくれるようになっています。科学の力は偉大ですね。
レギュラーフィットなので、中に着られるのも普段使いしやすいポイントですね。ちなみに、側面にファスナー付きアウターポケットが2個ついているため、貴重品の落下も防止できます。
さらに、背中下部の開口部には、ライディングジャケットとパンツの組み合わせ用の接続ファスナーもついています。上下セットで着たら絶対かっこいい!
GSソフトシェルジャケットは、メンズとレディースに分かれて展開しています。それぞれ幅広いサイズ展開があるのが嬉しいですね。
防風性能のあるタイトフィットなので、このジャケットを着ておけば安心。コンパクトに折り畳んで収納可能なため、目的地に着いたらしまうこともできます。こういうところ融通がきくのがいいですよね! 1枚は必ず持っておきたいアイテムです。
手は絶対冷やしたくない! そんなときは「Silvretta GTXグローブ」
手がかじかんでは運転に支障をきたしてしまうため、グローブはかなり重要です。グリップヒーターもかなり快適と聞きますが、風を受けるのは手の甲の部分なので、しっかりとしたものを選びたいところ。
「Silvretta(ジルブレッタ)GTXグローブ」は、最高水準の断熱機能をもつウインターグローブなんです。GORE-TEX®メンブレンによる防風、防水性も備わっているため、もはや敵なし。
衝撃吸収に優れたフォーム材である、大型3Dナックルプロテクターを内蔵しているため、安全面も対策されています。さらに手の関節部分もフォーム材で保護されているので安心。指関節部分と手の甲にブラックのリフレクターが着いているのも、夜間時に助かりますね。
ちなみに、人指し指の指先部分はタッチスクリーン対応になっています。スマートフォンの操作が必要なときにもグローブを外さなくていいのは嬉しいですね。
また、左手人差し指には水滴を拭えるラバー製ワイパーがついています! 雨のときにも嬉しすぎる機能。教習のときは正直適当なグローブをつけていましたが、これは欲しい。
そうそう、装着感も大事ですよね。手首部分には面ファスナーを採用していることで脱げる心配がない点に加えて、カフス部の大型面ファスナーにより、ぴったりとした装着感と断熱性を実現しているとか。装着感もいいなら言うことなしです。
ヘルメット時のメイク問題も解決するアンダーマスク&ネックウォーマー
ヘルメットをかぶったとき、内側にメイクがついてしまう……。この問題には、フルフェイスヘルメットを着用するバイク女子は常に頭を悩まされているはず。現に私も、マスクをつけて気をつけていても、着脱時にずれて結局ついてしまってげんなりすることがありました。
ということは、布面積が多いものをつけることでカバーできるはず! 冬の防寒対策にもなって嬉しいことだらけ。ビジュアルより防寒を取るのであれば「Tourウインドブレーカーアンダーマスク」、マスク感覚でつけたいのであれば「Adventureネックウォーマー」がおすすめです。
Tourウインドブレーカーアンダーマスクは、ウインドブレーカーフィルムによる優れた通気性および温度調節機能が魅力。のどや首周りを風から効果的に保護してくれます。そして、驚くほど保温性が高いため、冬はもちろん季節の変わり目にも最適です。
頭部上側にはパワーストレッチとソフトシェル製のマウスガードがついていることで、優れたフィット感&高い快適性を得られます。しっかり覆ってくれるので、メイク問題も安心ですね!
Adventureネックウォーマーは、のどや首周りにウインドブレーカーフィルムも入っているため、防風性があり暖かい仕様。高品質素材を採用しているので、着け心地も快適です。
マスクの場合だと地味に顎まわりが汚れてしまうことがあるため、ネックウォーマーの方が防寒面でもメイク面でもいいですね。
そして何より嬉しいのが、どちらも洗濯可能なところ。ヘルメットの内装は外せないものもありますし、何より面倒……。アンダーマスクやネックウォーマーであれば、簡単に洗えて気兼ねなく使えます。
以上のアイテムを活用して防寒対策もしっかりしつつ、快適なツーリングを楽しみたいですね。もはや卒業検定は受かった気になって、冬のツーリングに想いを馳せたいと思います。
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