欲求を満たし、心を刺激し、人生を愉しむために求められる数々の嗜好品。今回ご紹介するのは「パイプ&キセル」。創業から116年に渡り銀座に店を構える喫煙具の名店・銀座菊水の山川岳人氏にパイプとキセルの愉しみ方について話を聞いた。

始めたい人必見!パイプセレクション

ここでは銀座・菊水で販売しているパイプからオススメの商品をセレクト。それぞれ特長があるので、自分に合ったパイプを見つけたい。

マシンメイド 
〜規格品・癖の少ない万人向け〜

マシンメイドは工業製品として、決まった型で量産されたもの。とはいえ、天然素材を使っているため、その表情は1本1本異なる。

画像: マシンメイド 〜規格品・癖の少ない万人向け〜

Dunhill・THE WHITE SPOT SHELL BRIAR(写真右)
マシンメイドのなかでも、トップのブランドがアルフレッド・ダンヒル。同ブランドの製品には、厳しい基準をクリアした証としてホワイト・スポットが印されている。こちらのモデルはサンドブラスト処理を施し、より自然な木目が特長的。ブルドック形状で、独特のシェイプにはファンも多い。
価格:77,000円(税込)

Dunhill・THE WHITE SOPT CHESTNUT(写真中央)
木目が綺麗に浮き上がってくるような独特の仕上げになっている1本。ダブリンベントと言われる逆三角形の形状で、咥えたときに重心が下になるため、より自然な喫煙が楽しめる。肉厚で火元と口元が離れているので非常に使いやすい。
価格:108,900円(税込)※SOLD OUT

BENTLEY・CARMINE RED Silver Billiard 16(写真左)
ベントレーから、デンマークの作家フォーマーが監修した1本をセレクト。癖がなくシンプルで使いやすいビリヤード形状で、均一な肉厚に加え、火元・口元が離れていて、癖がなく誰でも吸いやすいパイプである。
価格:35,200円(税抜)

ハンドメイド 
〜一点物・一生の相棒として〜

職人の手によって作られる独特の形状や風合いは世界にひとつだけの逸品。その出会いはまさに運命であり、自分のために作られた……と言っても過言ではない。

画像: ハンドメイド 〜一点物・一生の相棒として〜

Tom Eltang(写真右)
パイプ作家のレジェンドとして多くのファンに支持されているデンマークの作家トムエルタンによる作品。非常に繊細なバランスで作られており、パイプ中央にはアクセントとして水牛の角を配置。木目の美しさは必見だ。
価格:165,000円(税込)

Castell(写真中央)
イタリアのブランド・カステロが手掛けた一本。非常に手が込んでおり、本製品の表面の凹凸もすべて人工的に作られたもの。これには意味があり、削ることで増えた表面積がラジエーターのように熱を飛ばすことで安定した喫煙が楽しめる。フルベント形状で咥えっぱなしでも非常に快適。
価格:63,800円

POUL WINSLOW(写真左)
デンマークの作家ポール・ウインズロウ。その作風は独創的かつ大胆。ここで紹介するのは、同氏が手がける作品のなかでもトップグレードであるプライベートコレクションの一本。ラフトップといわれるブライヤーの表面を生かしたデザインで、店内ショーケースのなかでも一際目を引く作品だ。
価格:198,000円(税込)

最初の一本はマシンメイドがオススメ

ハンドメイドのパイプは作家の個性が強く出ており、独特な形のものが多い。逆にマシンメイドは、これまでの長いパイプの歴史のなかでも残ってきた形を踏襲しているため、癖が少なく安定した喫味を約束してくれる。もしパイプを試してみたい方は、まずマシンメイドのシンプルなものから入るのがオススメ。

「とはいえ、気に入ったものがあればそれで愉しむのが一番です。パイプの形状や特長など、聞いていただければご説明しますので、ぜひお声掛けください」と山川さん。

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