ユーラシア大陸自動車横断紀行 Vol.16 〜つかの間の休息〜
事前の情報不足もあって、若干の不安と共にカルディナで走ったロシア大陸。1日あたり悪路を1000km以上走行するようなハードな毎日の連続だったが、ロシア西端に位置するサンクトペテルブルクに至り、ようやくひと息つくことができた。このロシア第二の都市は、帝政ロシア時代の首都であり、そしてまたロシア革命勃発の地でもある。18、19世紀の建造物が美しく立ち並ぶ、その歴史的な街並みを満喫した。文:金子浩久/写真:田丸瑞穂※本連載は2003〜2004年までMotor Magazine誌に掲載された連載の再録です。当時の雰囲気をお楽しみください。