第46回 東京モーターショー2019が開催。2019年10月23日のプレスデーにて、川崎重工(カワサキ)は、スーパーネイキッドZシリーズのフラッグシップとして、超絶のハイパワーと公道での扱いやすさ、そして優れた燃費性能を持つ、Z H2 を発表した(参考出品にて発売は未定。)
Zの称号を冠し、スーパーチャージャーを搭載した究極の公道モデル
究極を意味するZの称号を持つこのモーターサイクルは、Ninja H2ゆずりのスーパーチャージャー付き998㎤ 水冷並列4気筒バランス型スーパーチャージドエンジンを搭載、実に200馬力を叩き出す。(主要諸元は下記参照)
およそ公道を疾るバイク、しかもサーキットに持ち込んだり主に高速道路での走行を想定していない、カウリングなしの(=ネイキッド)マシンには過ぎたるスペックのように思うが、低中速域に重きを置いたセッティングや、新設計のトレリスフレームやフロントサスペンション「SFF-BP(Separate Function Fork-Big Piston)」などの採用によって剛性を増した車体により、安全性と快適さを併せ持つ、近代的なモンスターを生み出すことに成功した。