空飛ぶ象 ダンボの誕生とその活躍を、家族愛を軸としたオリジナルストーリーで実写化したのは、ティム・バートン監督。
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『ダンボ』MovieNEX/予告編

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おじさんにも知られている超有名キャラクター、ダンボ

聞き耳を立てる仕草を(つまり耳を大きくするかのような比喩で)「耳がダンボ」と言ったりしたのはひと昔どころか もはや何十年も前の昭和の時代。そんなオヤジギャグのおかげで、中高年の間でも知名度が高いディズニーキャラクターの一つが、このダンボだ。

本作では、とあるサーカス団に買われた一頭の象が、異様なまでに巨大な耳を持つ子象を産むことから話が始まる。時代遅れになりつつあって経営難に陥り始めていた移動式のサーカスだったが、その大きな耳を使って、この子象ダンボが空を飛んだことから、全米中で大きな話題を集める。
一気に多くの観客を呼び寄せることに成功したサーカス団だったが、同時にこの奇跡の象を我がモノにしてボロ儲けを企む 金の亡者たちをも引き寄せてしまう。そんな中には、新しいエンターテインメントを立ち上げてビッグビジネス化を目論む有名興行師ヴァンデヴァー(マイケル・キートン)も。
ヴァンデヴァーは、街から街へと渡り歩く昔ながらの移動式のサーカスではなく、客自ら足を運ばせる巨大娯楽施設ドリームランドの建設を計画していた。ヴァンデヴァーは、そのドリームランドの目玉企画のショーとして、ダンボに目をつけていたのだった。

アニメ映画として1954年に製作された作品を、ダークファンタジー作品の巨匠ティム・バートン監督がオリジナルストーリーとコリン・ファレル、マイケル・キートン、エヴァ・グリーンら有名俳優を起用して実写化。
コリン・ファレルは戦争で左腕をなくして帰還したばかりの曲馬の達人を演じている。そして彼の子供たち(姉と弟)が、(空を飛べるという)ダンボの特殊な個性を見出す設定となっている。

CGが生み出した愛らしいダンボ

ディズニーアニメを実写化する試みは、このところ数多く実現している。『アラジン』はウィル・スミスのジーニーが話題になって大成功したが、『ライオンキング』はあまりに精密なCGがかえって不気味の谷を超えられなかったおかげで(というか、動物たちを統べる王としてライオンを描いても、あまりの精密に描き出されたライオンの姿が、動物たちを狩の対象とする猛獣であることを観客に常に意識させてしまうことが敗因だと思った)あまり興行成績はふるわなかったようだ。
このダンボでは、母象の姿は実写さながらの精密さだったものの、ダンボ自体は元々の巨大な耳を持つという異形ということもあるだろうが、可愛さを全面に出した瞳を始め、全体としてアニメに寄った あくまでもディズニー映画のキャラクターとしての造形に留めていた。

ライオンキングでは、基本的に本物のライオンと見紛うほどの緻密なCGが仇となって、その野生の本能をコントロールできる知性の存在を信じきれなかったが、このダンボには本物の子象らしさを持ちながらも、人間との交流を可能とするだけの情愛が備わっていた。
(やはり目かな。ダンボの可愛らしい瞳に比べて、ライオンキングの動物たちの目は本物の動物の感情のなさげなものだったから)

そこはやはり、異形のクリーチャーに命を吹き込むことにかけては人後に落ちないティム・バートン監督の面目躍如、といったところか。

画像: 『ダンボ』: 巨大な耳で空飛ぶ象の活躍

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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