チャイコフスキーのバレエ楽曲でも良く知られる「くるみ割り人形」をディズニーに実写映画化。ヒロインは、2000年生まれの美少女マッケンジー・フォイ。
画像: 「くるみ割り人形と秘密の王国」ブルーレイ+DVDセット 予告編 youtu.be

「くるみ割り人形と秘密の王国」ブルーレイ+DVDセット 予告編

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バレエの傑作をディズニーが実写化

ヴィクトリア朝時代のロンドン。街はクリスマスイブの華やかな喧騒に包まれていたが、シュタールバウム家では妻であり母であるマリーが早逝した哀しみから完全には立ち直れずにいた。
特に次女のクララは 生来からくり人形や科学や物理的発見に夢中なゆえに社交界の華として生きることへの興味を持てなかったが、自分に社交界をもっと重要視するように強いる父親に反発を隠せない。
マリーなら自分のそんな鬱屈を理解してくれていたのに、と思わざるを得ない。母を亡くしたクララの目からすれば、父親の態度は、マリーの死をとうに忘れてしまっているかのように見えたのだった。

そんな中、クララはクリスマスパーティーの場にいながらも、母親が遺した卵形のオブジェ(開閉可能なオルゴール)の鍵を探しているうちに、奇妙な世界に迷い込んでしまう。
それはかつてマリーが作った発明によって命を吹き込まれた人形たちが暮らす不思議な王国であり、マリーの娘であるクララは女王の後を継ぐプリンセスとして、住人たちから大歓迎を受ける。
早く鍵を手に入れて母親の最後のプレゼントの意味を確認したいクララだったが、やがて王国が直面する恐るべき危機に巻き込まれていくのだった・・・。

バレエ音楽としては知らぬ者がないであろう名作ながら、そのストーリーまではなかなか知る人が少ない『くるみ割り人形』を華やかに実写化したファンタジー作品。
ヒロインのクララを清涼感溢れる若手女優マッケンジー・フォイ、マリーの長期の不在に深刻な不安に包まれていた王国を治める摂政役にキーラ・ナイトレイやヘレン・ミレン、クララを不思議な王国へと誘う名付け親役にはモーガン・フリーマンなど名実ともに一級の役者を揃えている。

愛する母親が残したモノを追い求める娘

母親のマリーが創った不思議な王国は、「花の国」「雪の国」「お菓子の国」、そして今ではその名を明確に口にすることが禁じられ、ただ第4の国とだけ呼ばれる、かつての「遊びの国」の4つで構成されている。

マリーが発明したおもちゃたちに命を吹き込む「エンジン」は長らく停止状態にあり、その鍵はどうやらクララが探す、卵形のオブジェの鍵と同一のようである。
母が自分に遺した想いがなんであるかを知るために、オブジェの鍵を探していたクララであったが、その行為が母が残した不思議な国を救うことにも繋がると信じ、鍵の捜索により熱を込めるようになる。

本作では、ヴィクトリア朝期という 女性には主に華やかな魅力と従順な姿勢が求められていた時代にあって、科学者的な視点や発明家としてのユニークな発想といった先取的な気質を(母親から)受け継いだ少女が、その力を発揮する道を見出す過程の中で、子供たちのために(妻を失った)悲しみや苦悩を面に出さない父親の心情にも配慮できるような 大人の女性へと自らの内面を成長させていく様子を描いている。

そろそろ反抗期に差し掛かる子供を持つ親ならば、子供たちと共に観ることをオススメする、そんな作品だ。

画像: 『くるみ割り人形と秘密の王国』母と死に別れ、父の想いを見失った美少女の冒険

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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