こんにちは、恐竜おねえさんこと生田晴香です。恐竜などの古生物というのは日々研究や新説が出るなどして、復元する姿がどんどん変わっています。もちろん最新の姿もいいけど、昭和時代の恐竜のおもちゃや雑誌はどんな姿だったのか気になりませんか?忘れ去られようとしている今、当時を思い立たせてくれるような素敵な本が出たのでご紹介します。

連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。- dino.network編集部

昔の恐竜といえば…

これから紹介する本の背表紙

昭和の時代は今よりも恐竜の化石が発見されていないので、恐竜の復元には想像の部分が大きく反映されていました。

ゴジラみたいに怪獣っぽかったりと、その頃では真剣に考えられていても今の時代から見たらちょっと面白い復元があります。

謎が多いながらも、恐竜はいつの時代も人気です。

分類は爬虫類だということはわかっているので、皮膚は基本鱗です。今みたいに羽毛で復元される恐竜は見ません。

ティラノサウルスやブラキオサウルスなど、体重が重い恐竜はゴジラみたいにしっぽを引きずっていただろうと考えられていて、図鑑やおもちゃなどの復元はいわゆる「ゴジラ型」と呼ばれ、しっぽを引きずった姿となっていました。

「雷竜」や「草食恐竜」という言葉も昔は当たり前のように使われていましたが、今ではあまり見かけなくなりました。

そう、これが昭和の恐竜なんです!
昭和を長く生きている人間は、昭和ならではのゴジラ型恐竜などを楽しめていたと思います。

怪獣かのようなトンデモ面白恐竜復元、これはこれで最高じゃないですか!恐竜好きはポケモン含む怪獣好きも多いですから、今見ると変な恐竜も楽しめるのです。

しかし!平成、令和生まれの人間はそれが滅多に見ることができません。

たまに恐竜公園などで昔の復元恐竜オブジェや遊具がいてくれますが、図鑑やフィギュアなどのグッズではほぼないでしょう。

昔の恐竜、気になりますよね?トンデモ恐竜知りたいですよね!?

ここでいい本をご紹介!

日本一の恐竜コレクターの本

タツミムックから出版された恐竜本!『日本昭和トンデモ恐竜大全』です。

ジャズピアニストで日本一の恐竜グッズコレクターの田村博さんが、トンデモない恐竜を紹介している本です。

日本一と書きましたが、グッズだけに関してはもしかしたら世界一の恐竜グッズコレクターかもしれません。

とにかく置き場所に困るほどたくさんいろんなグッズを持っていて、博物館やテレビ番組に貸し出ししたりするほどの量だそう…

レア物しかありません。

実は著者の田村さんとは恐竜好きが集まるグループ「恐竜倶楽部」の恐竜仲間で、集まりで会うこともあるのですが、そこで田村さんが着ている服も恐竜デザイン。グッズのみならずファッションまで恐竜という、とことん恐竜にまみれているオシャレなお方です。

チャリで来た!

これは田村さんの後ろ姿なのですが、このE.T.かのような恐竜パーカーはどこで見つけたのやら、素敵ですよね。

最新の恐竜

最近では、羽毛恐竜や色がわかっている恐竜が増え、ゴジラ型の復元は恐竜がしっぽを引きずった痕がないことから、やじろべいみたいにバランスがとれる姿になっています。

「草食恐竜」という言葉は、恐竜の時代全体を見て、草を食べたことがある恐竜が多くないことから植物食恐竜と呼ばれています。

というのも「草」というのはイネ科の被子植物を指すのですが、草が誕生した時代が中生代の白亜紀ごろなので、三畳紀やジュラ紀の恐竜は草を見たことがないのです。(古い時代から、三畳紀→ジュラ紀→白亜紀)

トンデモ恐竜本には、昔の話をするときは「草食恐竜」と表現されていて、最新の恐竜の話をするときは「植物食恐竜」と書かれていて、さりげなく分けているところにこだわりを感じます。

本にはたくさんのトンデモ恐竜グッズが紹介されています。そこで、生田晴香が特に気になったグッズをイラストにてご紹介します!

生田晴香お気に入りトンデモ恐竜グッズ

これは、立ち上がるステゴサウルスのおもちゃ(をイラストにしたもの)です。

四足歩行のステゴサウルスが、もろに立っていてかなり強そうです。完全にグーで殴ってきます。

実際ステゴサウルスは二足歩行できないと思いますが、もしできたら背中の帆を光らせながらゴジラみたいに口から攻撃を与えてきそうで強そうです。

こちらも立ち上がっています。続いてトリケラトプスのフィギュアです。

プロレスをしてそうな手つきをしていて、歯は肉食恐竜かのようにギザギザ…血が垂れていてまるで何かに噛み付いたかのようですね。

もし対戦相手が先程のステゴサウルスなどの恐竜だとしたら、まみれている血は自分の血ではなく別の恐竜の血ですね。つまりこの一体だけでニ体分の恐竜を見たことになります。(片方は血のみですが)

これってお得感ありますよね!? 元々の恐竜でさえ見れないのに、恐竜の中身の血が見れちゃってるんですよ。想像ですが。

身体の中身…これはよだれがとまりませんね。

最後に首長竜!プレシオザウルスの生き残りと書かれた雑誌のイラストです。

プレシオサウルスは恐竜ではなく首長竜ですが、ネッシーかのように首を上に曲げて飛び跳ねています。

その角度、オギャーと生まれたての赤ちゃんかのようなポーズ、顔はいかれててそこがまた良くて、エロさもありますよね?!

実際にプレシオサウルスはこんな風に飛び跳ねることはないでしょうし、首もネッシーみたいに上に曲げられませんが、自由さ満載で面白いです。

『日本昭和トンデモ恐竜大全』は、レア物集合でとても目の保養になりますので、永久保存版としてぜひ1人何冊か持っておくといいでしょう。

では!

画像6: 【生田晴香オススメ恐竜本】昭和のトンデモ恐竜がやばい!

生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。

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前回の「生田晴香、恐竜と生きる」はこちら

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