こんにちは、恐竜おねえさんこと生田晴香です。前回に引き続き、新潟駅から自転車で回れる恐竜スポットをご紹介します。今回は、恐竜を楽しめるだけではなく、学ぶこともできる『新潟県立自然科学館』編です。これであなたもいますぐ新潟に行きたくなること間違いなし!

連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。- dino.network編集部

科学館に行く

前回のコラムはこちらです↓

恐竜ウォッチングをした後には「もっと恐竜についてくわしくなりたい!」と思うのがほにゅうるいというものです。新潟駅や前回のコラムにてご紹介したLOGWAY BESS新潟展示場より自転車で約15分の場所にある『新潟県立自然科学館』でもっと恐竜を学べるので、行ってみましょう。

画像: 新潟県立自然科学館

新潟県立自然科学館

新潟県立自然科学館は、子供から大人まで誰もが自然や科学を楽しく学べる施設です。イベント開催の他にも、4つの展示エリア「自然の科学」「生活の科学」「不思議な広場」「新潟県の移り変わり」では参加体験型の展示もあり、さらに日本海側最大級のプラネタリウムまである綺麗な科学館です。

大人料金だと580円(子ども料金100円)が入場料です。早速中に入ると、コロナ対策のご案内が…!!

画像1: 科学館に行く

気になるのは2のトリケラトプスマスクのイラスト。

画像2: 科学館に行く

マスクはどこにひっかかっているのでしょう。このトリケラトプスはフリルの真ん中に亀裂でもあるのでしょうか? でも、トリケラトプスも私たちと同じ生き物ですから怪我で切れてしまってたまたまマスクが付けやすくなっている可能性もありますね。

しかし紐は人間の耳にかけるようにフリルにかかってますが、視界の邪魔ではないでしょうか。本人が良ければいいのですが別のマスクを用意してあげたい…と、早く中の展示を見たいのに気になって突っ込まずにはいられません。

画像: BESS新潟展示場のトリケラトプス

BESS新潟展示場のトリケラトプス

そうやって考えたりするのも恐竜の楽しみ方のひとつなので、優しい心でつっこんであげましょう。(決して受付の人を責めたりしないように!)

憧れのロボット

画像: 憧れのロボット

科学館の中へ入り、プラネタリウムを見たりご飯を食べたりしていると、学習する恐竜型ロボット「プレオ(PLEO)」が2カラー展示されているのを発見しました。

プレオとは、全世界で5,000万個を販売した「ファービー」の開発者、Caleb Chung氏が率いるチームが3年あまりをかけて開発した家庭向けペットロボットです。

モデルは「生後1週間のカマラサウルス」。とどのつまりカマラサウルスの赤ちゃんです、かわいいですね!

独自の人工知能が搭載されていて、自分で判断するだけでなく学習能力があり、育て方によって性格が変化して成長していくロボットを超えたロボットです。

サーボモータが14個、センサー38が個付いていて、まるで本当に生きているかのように動きもなめらかです。

発売当初、テレビで紹介されており存在は知っていたので当然欲しかったのですが、お値段が約5万円で当時子どもだった生田晴香は買えず、周りの人間も誰も持っていなかったので見ることもできなかったんです。

そして2009年には製造元、米UGOBEが破産し、売ってるところすら見ることができず悔しい思いをしたのですが、それが綺麗な状態のプレオをこの目で拝めるんです。最高です。

恐竜盛りだくさんエリア

自然界のしくみと構造などを宇宙→地球→生物→ミクロの視点で展開し、紹介されているエリアにやってきました。

画像1: 恐竜盛りだくさんエリア

ティラノサウルスの頭骨や皮膚化石が展示されていて、生物の歴史が学べます。

画像2: 恐竜盛りだくさんエリア

プレオのモデル「カマラサウルス」に触れたり、

画像3: 恐竜盛りだくさんエリア

コプロライト(恐竜のう●●化石)にも触れたり、

画像4: 恐竜盛りだくさんエリア

サルタサウルスだと思われる卵化石に触れたり…。本物の化石をこんなにも触れちゃうんです。良い経験になります。

画像5: 恐竜盛りだくさんエリア
画像6: 恐竜盛りだくさんエリア

白亜紀後期のジオラマがあります。なんとここでは「親子恐竜マイアサウラ劇場」が1時間に1〜2回 約13分上映され、座って見ることができます。

子どものマイアサウラの冒険、他の生き物との出会い、期待を裏切らない面白さに学べる要素もあり、素晴らしき最高の劇場でした。

ネタバレするのもあれなので、みなさんぜひ見に行ってくださいね。別途料金払わなくていいの?となるくらい本当に楽しめました。

画像: 先ほどのトリケラトプス回転バージョン

先ほどのトリケラトプス回転バージョン

劇が行われてないときも面白くて、トリケラトプスがたまに半回転するのですが、体半分はまさかの骨状態なんです!

骨の状態を見て肉がついたとしたらどうなるのか、比べられますね。最高すぎてよだれがとまりません。

他にも「バーチャル・リアリティーシアター」ではバーチャルディノワールドの制作過程を紹介してくれたりと、恐竜要素盛りだくさんでした!

画像: 屋上からの眺め

屋上からの眺め

お触りできてレアロボットも見れて劇もあって学べる楽しい『新潟県立自然科学館』。いかがだったでしょうか。

画像: 竜巻発生させられます

竜巻発生させられます

旅行で行くとしたら滞在時間丸一日は見ておいた方がいいですね。5時間だけだと時間が全然足りませんでした。

とってもオススメだし新潟駅付近は若くて顔が美しい人の割合がかなり高い(ほんとそう思う)のでぜひ!

新潟県立自然科学館
HP:https://www.sciencemuseum.jp/
住所:新潟市中央区女池南3丁目1番1号
開館時間:平日9:30~16:30
土・日・祝日、7月20日(水)~8月29日(月)9:30~17:00
休館日:毎週火曜日
(火曜日が祝日または振替休日の場合は翌平日)
年末年始 (12月29日~1月3日)

画像: 恐竜好きにオススメ! 何もかもが面白い 新潟県立自然科学館レポート

生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。

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前回の「生田晴香、恐竜と生きる」はこちら

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