こんにちは、恐竜おねえさんこと生田晴香です。先日、都内の専門学校で開催されたイベント『KASEKI no MARKET(化石のマーケット)』へ行ってきました。なんとこの専門、大型恐竜の全身骨格があり、恐竜学が学べちゃう学校なのです。通いたくなったのでご紹介します!

連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。- dino.network編集部

恐竜が学べる専門学校

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2022年10月29、30日、東京・西葛西にあるTCA東京ECO動物海洋専門学校 第3校舎(恐竜校舎ダイナソーミュージアム)にて『第1回 KASEKI no MARKET』in Tokyoというイベントが開催されました。

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『KASEKI no MARKET』は、化石(fossil)を身近に感じてもらうことを目的とした新しいイベント。化石販売業者、カフェ菓子業者 、アーティスト 、ハンドメイド作家 、学生など、幅広い人が繋がり、「新たな化石・古生物の魅力」、「 新たな 商品価値」 を生み出す場を創出する新たな試みをしていて、恐竜まで見られるというのになんと入場無料なんです!

この「TCA東京ECO動物海洋専門学校」は、なんと!今生きてる爬虫類や動物などを育てながら恐竜などの古生物が学べちゃう学校なんです!

恐竜学が学べる大学は岡山や福井など有名ですが、都内の専門学校でも学べちゃうところがあるなんて…いつの間に?!という驚きと、都内なら通いたかった心でいっぱいです。早速展示を見ていきましょう。

イベント展示

第3校舎(恐竜校舎ダイナソーミュージアム)は、学校がまるで博物館のようでした。3階〜地下1階まであったので上から順番にご紹介していきます。

画像: 恐竜漫画「ディノサン」ぬりえ

恐竜漫画「ディノサン」ぬりえ

まず3階では、学生作品展示、ワークショップが体験できました。江の島が舞台の恐竜飼育マンガ『ディノサン』(月刊コミックバンチ連載中)のマサルというトリケラトプスのぬりえもできたり…

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化石クリーニング室を見学できたり、3Dプリンタールームもあって完全に楽しいがつまってますね!

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2階の書籍閲覧室では、自然科学を学べる本や鉱物標本やグッズがずらーっと並んでいました。癒し空間で住みたくなりますね!

ブリーディングルームもあり、トカゲ、サソリ、ゴキブリなどを飼育しています。生き物を学ぶのは恐竜を学ぶためにもなります。とくに爬虫類はかわいいのでこちらも癒されます。

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1F階には物販コーナー!

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ドードーカフェコーナーには美しいイラスト、お菓子、グッズなど。

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チョコペンで描ける恐竜クッキーをいただいたので、近々チャレンジしてみます。

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アルバートサウルスの歯とアロサウルスの爪チョコは、まるでジュエリーボックスの中に入っている宝石ですね。宝石より輝かしい見た目の美しさがチョコとなって食べられるなんて、すごく良いのですが食べられません。賞味期限ギリギリまで食べないで展示します。ちなみにアンモナイト型のチョコもあったそうで人気で売り切れてました。

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kiritsuaikoさんの恐竜バッジはよく考えたなーというアイデアポイントがあって、こちら上の段左から、獣脚類、竜脚類、角竜(トリケラトプス)と3種類のバッジがあるのですが一つ何かが違うのわかりますか?

画像: もふっ?!こだわり素材の恐竜バッジ【化石のマーケット】 youtu.be

もふっ?!こだわり素材の恐竜バッジ【化石のマーケット】

youtu.be

ショート動画にしてみました。

基本ツルツルしているバッジなのですが、違うのが…そう!左の獣脚類バッジ。それだけ素材がもふっとしてるんです。

これはちゃんと理由があって、獣脚類は羽毛が発見されている恐竜が多いとの事で左のバッジだけもふっとしているんです。ありそうでなかった恐竜バッジですね!

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卵化石は買おうか迷いました。

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他にも欲しい恐竜ばかりです。

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地下1Fは標本展示室。アクロカントサウルスの全身骨格レプリカを中心に100種類を超える標本を展示しています。

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パキケファロサウルス、エドモントサウルス、ユタケラトプス、ディプロドクス、アンキロサウルスの頭骨…

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ステゴサウルスの骨板レプリカなどなど、嬉しい恐竜がたっぷり。

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ペルム紀のヘリコプリオンの歯もあったのには感動しました。

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恐竜時代だけではなく地球の生命の歴史も学べたり、カブトガニなどの「生きた化石」までいてそれを飼育しながら展示しているのも素晴らしいですね。学校なのにすごく住みたいところでした。

まとめ

画像: まとめ

恐竜は永遠に見てられるし、いろいろロマンと夢がつまっていて楽しすぎました。トイレや消毒など細かいところにも恐竜要素があり、生徒さんが羨ましかったです。

秋ですし学祭的な感じかもしれませんが、博物館的な感じになっているので入場料(1000円ぐらい?)全然取っても人は変わらず集まると思いました。

実はTCA東京ECO動物海洋専門学校の先生や副校長先生を紹介されまして、あいさつしてもらったときにすごく感じが良くて生徒さんとも仲良さそうなのが素敵でした。

だというのに、個人的な話ですが生田晴香がこれまで見てきた過去の学校の先生といえば怖かったり逆に贔屓してきたりとやばい生き物というイメージが心に刻まれすぎて逃げるようにさっさと話を終わらせてしまいました。謎のトラウマに完全に反省です…。

恐竜がいる楽しい学校だったら通いたい人も多いのではないかと思います。リベンジも兼ねてまた開催されるときに参加したいですね。では!

画像: すごく案内してくれたドードーカフェの高橋さんと!

すごく案内してくれたドードーカフェの高橋さんと!

画像: 恐竜学園祭? 専門学校での恐竜イベント【化石のマーケット】がすごい!

生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。

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