ROLEX
世界でもっともポピュラーな腕時計ブランド・ROLEX(ロレックス)。高級時計の代名詞といっても過言ではないが、その歴史は1905年の創業から100年余りと意外と短い。その間の偉業は数知れないが、高い防水性を実現した「オイスターケース」、自動巻ローター「パーペチュアル」の技術は、新興ブランドであったROLEXを不動の地位に押し上げた。
ロレックスの新たな試み
オイスターケース(防水・防塵)、パーペチュアル(自動巻き)を併せ持つ腕時計として1933年に誕生した『オイスター パーペチュアル』。
その機構はいまのロレックス時計のベースともなっており、シンプルな機能性でファンも多いシリーズだ。価格も定価は60万円前後とロレックスの中では手が届きやすく最初の1本として選ぶ人も多い。
しかし、手頃と思われていたオイスター パーペチュアルに異変が起きた。それは2020年に新作として登場したカラーダイヤルを備えたモデル。なんとあまりの人気に値段が高騰し、一部のモデルは並行価格では200万円の値がついているという……。
というわけで今回ご紹介するのは、いまもっとも買えないと言われる人気No.1カラー! ターコイズブルーのダイヤルを備えたオイスターパーペチュアル41をご紹介しよう。
先にお伝えした通り、200万円の値がついているのがまさにこのターコイズブルーだ。ほかに、シルバー、イエロー、グリーン、ブライトブルー、コーラルレッド、ブライトブラックの6色があるが、ここまでの値段はついていない。(とはいえ匹敵するほどの値はついているものも……)
なぜここまでターコイズブルーの人気が跳ね上がっているのかは定かではないが、本カラーは“ティファニーブルー”という愛称で呼ばれることも。ロレックスでは過去にティファニーとのダブルネームモデルを展開していたこともあるため、そうした歴史的背景も影響しているのかもしれない。
文字盤はラッカーダイヤルとなっており、独特の光沢が非常に美しい。針とアワーマーカーにはロレックス独自の夜光塗料であるクロマライトが塗布されており、暗闇では鮮やかなブルーに発光。その発光時間はなんと約8時間!
ムーブメントは2020年に発表された新作のキャリバー3230を搭載。パワーリザーブは最長70時間と使い勝手も抜群で、土日休みのビジネスマンにとっては非常にありがたい仕様だ。
高級腕時計とはこうあるべき、なんていう固定観念にとらわれず、時代に併せた変化を遂げていくロレックス。今後もその動向には目が離せない。
ROLEX
オイスターパーペチュアル 41
ターコイズブルー
品番:124300
素材:SS(ステンレススチール)
サイズ:縦41㎜×横41㎜
防水:100M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ターコイズブルー
販売価格:2,000,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱、保証書(2021年3月)等が付属
※価格は2021年9月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
高級腕時計の代名詞として多くの方に認知されているロレックス。少し敷居の高いイメージを持たれている方も多いのでは? それを知ってか知らずか、ロレックスが公式でその敷居を外しにきましたね(笑)。これほどカジュアルな装いのロレックスはこれまで無かったのではないでしょうか?
ただ、ここまでの高騰はロレックスも予想していなかったかもしれません。それほどカラーダイヤルモデルは多くのユーザーの心に刺さり支持されているわけですね。
カジュアルな見た目ですが、その作りはさすがロレックス。丁寧に重ね塗りしたラッカーダイヤルの色合いはとても上品で、フォーマルなシーンでもまったく違和感ありません。
本モデルは41㎜ですが、31㎜サイズにもターコイズブルーはラインナップされています。どちらもゲットして、パートナーとペアでつけるなんてのもいいかもしれませんね!買えれば……ですけど(泣)
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |