フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、ロレックスの中でも珍しいクォーツ式のデイトジャストをご紹介しよう。

ROLEX
世界でもっともポピュラーな腕時計ブランドがROLEX(ロレックス)。高級時計の代名詞といっても過言ではないが、その歴史は1905年の創業から100年余りと意外と短い。その間の偉業は数知れないが、高い防水性を実現した「オイスターケース」、自動巻ローター「パーペチュアル」の技術は、新興ブランドであったROLEXを不動の地位に押し上げた。

クォーツショックによって生まれた貴重な1本

時計に興味を持ち始めた人が最初に知るのは、機械式・クォーツ式という言葉の意味ではないだろうか。簡単に説明すると、機械式時計はゼンマイを動力にした時計であり、クォーツ式は電池駆動の時計のことを指す。

高級腕時計メーカーの主力は機械式時計で、クォーツ式はサイズの小さいレディースウォッチなどに採用されることが多い。精度でいえばクォーツ式に軍配が上がるが、熟練した職人たちが手がける機構やものづくりの思想といった“付加価値”こそが機械式の魅力であり高級たる所以だ。

しかし、この付加価値が揺らいだ出来事がある。
1970年代、セイコーがクォーツ式時計の特許を公開したことで起きたクォーツショックである。このとき、並み居る高級腕時計メーカーは大打撃を受け、以降は主力製品にクォーツ式時計を追加することも。

今回ご紹介するのは、そんな時代に生まれた1本。現在ではロレックスのラインナップには存在しない、クォーツ式のデイトジャストだ。

画像: オイスタークォーツ デイトジャスト

オイスタークォーツ デイトジャスト

本モデルの機能自体は機械式のデイトジャストと変わらない(2021年12月現在最新のデイトジャストはこちら)。3時位置にはデイト表示と拡大鏡のサイクロップスレンズを配置。

文字盤はサンレイ仕上げで、角度によって美しい光のラインが入る。

バーインデックス横に配置されたドットや時針・分針のトリチウム夜光の日焼けにも注目したい。年代物の時計として独特の色合いに変色しており、本個体ならではの魅力となっている。

ぱっと見のデザインはデイトジャストと変わらないが、よくよく見るとケースが多少角張っているのがわかる。

本来のデイトジャストは、全体的に丸みのあるなだらかなデザインだが、本モデルは非常にエッジが際立っており、ブレスレットも丸みを排したフラットなデザインに変更されている。

クォーツムーブメントは自社製で、本モデルの他にはオイスタークォーツ デイデイトに搭載されていた。しかし、2000年以降クォーツ式時計の製造はしておらず、手に入れるにはUSED品を探すしかない。

時代背景が非常に色濃く見える本モデル。気になる方はぜひムーンフェイズ銀座店に足を運んでみてほしい。

ROLEX
オイスタークォーツ デイトジャスト
品番:17000
素材:ステンレススチール
サイズ:縦36㎜×横36㎜
防水:日常生活防水
ムーブメント:クォーツ
文字盤:シルバー
販売価格:895,000円(税込)※USED
【付属品】
外箱、内箱、保証書(1985年6月)等が付属
※価格は2021年12月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

見た目や機能だけではなく、その時計が持つストーリーに惹かれる方も多いのではないでしょうかん。時計業界が激震したクォーツショック、それを受けて試行錯誤してきた高級腕時計メーカーたちの苦悩……。今回ご紹介したモデルは、まさにそうした背景が透けて見える1本となっております。

少し前までは、本モデルの価格も落ち着いていたのですが、最近になってこのデザインが再評価されて価格も高騰してきました。

本数が少ないのか、なかなか保存状態の良い個体が見つかりにくいのですが、本個体はとてもきれいな状態で残っており自信を持ってオススメできる1本です。ぜひチェックしてみてください。

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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