フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、元祖ラグスポ時計として今もっとも人気のあるオーデマ・ピゲのロイヤル オークをご紹介しよう。

AUDEMARS PIGUET
オーデマ・ピゲは1875年に創業されたスイスの伝統的な時計メーカー。パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンとともに、世界三大高級時計メーカーの一つに数えられる存在である。複雑機構の開発を得意としており、これまで数多くの名機を世に送り出してきた。スイスのル・ブラッシュに本社を構え、ル・ロックの小さな町にある「AP ルノー・エ・パピ」というムーブメント会社で超複雑時計を制作しており、同社からは数々の技術者を輩出している。

APロゴのインパクト大!すっきり文字盤で人気のRef.15300

当連載Vol.9で初めて掲載して以降、たびたび紹介してきたオーデマ・ピゲのロイヤル オーク。2021年のVol.76では新品のロイヤル オーク クロノグラフを掲載。当時の販売価格(ムーンフェイズ銀座店)はプレミアがついて411万円だった。

そして今回ご紹介する「ロイヤル オーク」は、なんと798万円……それもUSED品でだ。この価格の上がりようを見て、いかにロイヤル オーク人気が高まっているかお分かりいただけることだろう。

画像: ロイヤルオーク Ref.15300

ロイヤルオーク Ref.15300

本モデルはRef.15300で、現行モデルの2つ前に販売されていたものだ。
装甲艦ロイヤル・オークの舷窓をイメージした八角形ベゼルやリューズ、ベゼル上のビス、特徴的な針やインデックス、文字盤のグランドタペストリー、ケースと一体型となったブレスレットなど、基本的なデザインコードは変わらない。

ロイヤルオークとしては至って標準的なモデルだが、あえてこのモデルを選ぶ! というポイントが一つ。それが「AP」のロゴである。

現行モデルとその前のモデルは、12時位置にアップライトのバーインデックスがあり、その下にAPロゴが、さらにその下にAUDEMARS PIGUETの文字が配置されている。

本モデルはというと、バーインデックスの代わりにAPロゴが鎮座しており、すっきりしていながらもそのインパクトは大。好みの問題ではあるが、シンプルかつ迫力も兼ね備える1本として、本モデルを求める人も多く非常に人気のあるモデルなのだ。

ちなみに、ブルーの文字盤のロイヤル オークはブティック限定品。それだけでも希少性があるのでロイヤル オークの購入を考えている人は要チェックである。

画像: シースルーバックからは、装飾の施された22Kのローターがアクセントとなったムーブメントが楽しめる

シースルーバックからは、装飾の施された22Kのローターがアクセントとなったムーブメントが楽しめる

AUDEMARS PIGUET
ロイヤル オーク
品番:15300ST.OO.1220ST.02
素材:ステンレススチール
サイズ:縦39㎜×横39㎜
防水:日常生活防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブルー
販売価格:7,980,000円(税込)※国内正規USED品
【付属品】
外箱、内箱、国内正規保証書(2011年6月)等が付属
※価格は2022年5月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

ロイヤル オークはどの年代のモデルもそう大きくデザインは変わりません。だからこそ細部の違いにこだわりたい。本モデルは現行にはないAPロゴのインパクトや文字盤全体のバランスが特徴的な1本です。

文字盤のブルーが目を引きますが、これが腕に乗せるととてもよく馴染むんです。結局は好みになりますが、この色、文字盤のバランス、どちらも個人的にはとても好きですね。

もうオーデマ・ピゲの勢いは止まりません。ブランドとしてももちろん、ロイヤル オークにいたってはどんどん価格が上がっていて、いまもっとも勢いのあるブランド・時計といってもいいでしょう。この波にぜひあなたも乗ってください(笑)。ご来店お待ちしております!

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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