JAEGER-LECOULTRE
1833年、スイスのジュラ山脈に位置するジュウ渓谷に小さな工房として生まれたのが歴史の始まり。さまざまな技術を持つ職人たちが、ひとつ屋根の下で切磋琢磨しながら技を寄せ合い、1本の時計を製造。1937年には『ジャガー・ルクルト』としてブランドが正式に立ち上がり、今に至る。デザインから組み立て、装飾に至るまで、すべてをマニファクチュールで行うブランドであり、その高い技術力は時計界や多くの職人たちに影響を与えている。
クォーツムーブメントを搭載した薄型クラシックウォッチ
クラシック時計の代表格である「レベルソ」をはじめ、現代的な装いのスポーツウォッチ「ポラリス」、美しく優雅なドレスウォッチ「マスター・ウルトラスリム」など、時計ファンが唸るようなタイムピースを送り出してきたジャガー・ルクルト。
今回ご紹介するのは、マニファクチュールを掲げる同ブランドとしては非常に珍しいクォーツムーブメントを搭載した1本『ルクルト ポインターデイト ムーンフェイズ』だ。
ルクルト ポインターデイト ムーンフェイズ
さっそく余談で恐縮だが『ルクルト ポインターデイト ムーンフェイズ』とは、あくまでも通称であり、正式なモデル名ではない。そもそもモデル名がない時計のため、便宜上こちらの通称で進行させていただきたい。
では、その細部を見ていこう。
まず目に飛び込んでくるのは、レクタンギュラーケースに配置されたラウンド型の文字盤だろう。同ブランドのレベルソはケースに合わせて文字盤も四角いものが採用されているが、本モデルは四角に丸という、とても印象的なデザインとなっている。
「ポインターデイト」とは日付を針で指して示すデイト表示のこと。文字盤の外周に配置された1〜31が日付になっており、先端が赤く塗られた針によってその日が何日か分かる仕組みだ。
ほか機能としては月齢表示の「ムーンフェイズ」がある。全体的にクラシックな装いだが、ワンポイントで入るムーンフェイズがとても可愛らしい。
6時位置に配置されたムーンフェイズ。中央の「LE COULTRE」とは前身ブランドの名前である
リューズ横のプッシュボタンはデイト表示の調整用だ
ムーンフェイズ表示の中央に印字された「LE COULTRE（ルクルト）」とは、ジャガー・ルクルトというブランド名になる前の表記で、このモデルが復刻モデルであることを示している。
レベルソに似た形状ではあるが、ケースの反転機能はない（いかにもありそうな溝はあるが……）。その分、ケース自体の厚みは抑えられており、クォーツムーブメントと相まってかなり薄型に仕上がっている。
ケースの反転機能はなく、クォーツムーブメントを搭載しているためかなり薄い
ジャガー・ルクルトファンでも、メンズウォッチでのクォーツモデルはなかなかお目にかかれないはず。さらにレクタンギュラーにラウンドの文字盤という異色の組み合わせは、かなり目を引くこと間違いない。
クラシックウォッチの王道であるレベルソの雰囲気を持ちながら、まったく異なる表情を見せてくれる1本といえるだろう。
JAEGER-LECOULTRE
ポインターデイト ムーンフェイズ
品番：400.7.20
素材：イエローゴールド
サイズ：縦39㎜×横24㎜
ムーブメント：自動巻き
文字盤：アイボリー
販売価格：525,000円（税込）※USED
【付属品】
なし
※価格は2022年8月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
マニファクチュールブランドのジャガー・ルクルトが、メンズウォッチでクォーツの時計を販売していた……というのがとても珍しいですよね。正式な年式はわかりませんが、おそらくクォーツショックのときに出たのではないかと思われます。
クォーツタイプの利点としては、ムーンフェイズ表示の調整をする手間がないということが挙げられます。（もちろん時間も！）
また、本モデルと似た雰囲気を持つレベルソと決定的に違うのは、その薄さです。かなり薄く作られているので、レベルソの雰囲気が好きで、さらに薄いものが欲しかった方にはピッタリな1本といえます。
いまなら「ロレックス無金利キャンペーン」でお得に買える！
ムーンフェイズ銀座店では、2022年7月1日〜8月31日までの間「夏のロレックス無金利キャンペーン」を実施中！最大48回までショッピングローンが無金利になるので、欲しいロレックスがある方はぜひこの機会にどうぞ！
| 所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
|---|---|
| TEL | 03-5250-7272 |
| 営業時間 | 11:00〜19:00（日曜祝日〜18:00まで） |
| 定休日 | 水曜日 |
| 公式サイト | https://moon-phase.jp/ |
