Cartier
世界のトップジュエラーに君臨するブランドでありながら、時計史に刻んできた功績はとても大きく、現在の時計業界への影響力も非常に高いのがカルティエ。とくに1904年に発表された「サントス」は、“時計を腕に巻く”という腕時計の概念を普及し、懐中時計から腕時計への移行を後押ししたほど。ほかにも「タンク」「パシャ」などのロングセラーモデルをいくつもラインナップし、どのモデルも美しい造形のケースに高度な技術を誇るムーブメントが納められていることでも定評がある。近年も「バロン ブルー」「カリブル ドゥ カルティエ」などの新シリーズを続々とリリース。片時も目を離すことのできないメゾンである。
3つの想いが交差する1本の腕時計
カルティエのアクセサリーに明るい人であれば、「トリニティ」と聞けばピンとくるかもしれない。トリニティは、1924年にルイ・カルティエが考案したジュエリーコレクションのひとつで、ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドを使った異なる3つのリングが重なりあった指輪として誕生したもの。
それぞれのゴールドには「愛情」「忠誠」「友情」の意味があり、それを贈ることはすべてを愛する人に捧げるという証に。ジュエリーのテーマは「Trinity, all about you forever(永遠にあなたに捧げる)』と言われており、非常にロマンチックなコレクションである。
さて、そんなトリニティリングだが、派生してネックレスやブレスレット、イヤリングなどさまざまな展開を見せてきた。今回ご紹介するのもその中の一つ。ベゼル部分を3つのゴールドで構成したタイムピース。その名もずばり『トリニティ』だ。
前述したとおりそれぞれのゴールドには意味が込められており、ピンクゴールドは愛情、イエローゴールドは忠誠、ホワイトゴールドは友情を示している。絡み合うゴールドは見る角度によって色合が変化。常に新しい表情が楽しめる仕組みだ。
時計としては非常にシンプルであり、文字盤には時針・分針のみ。
盤面はホワイトだが、よくよく見ると光沢感のある仕上がりになっており、ベゼル部分と相まって腕元で美しく輝いてくれる。
リューズはブルーのスピネルが入り、裏蓋には金証の刻印。ストラップの尾錠もゴールドで作られており、全体的にとても高級感のある作りとなっている。
色味の異なるゴールドを贅沢に使いながらも、とても洗練されたデザインで服装を問わず活用できる1本。同じ時を刻んでいくパートナーへの贈り物として、本モデルを選んでみてはいかがだろうか?
Cartier
トリニティ
品番:2357
素材:ホワイトゴールド×イエローゴールド×ピンクゴールド
サイズ:縦27㎜×横27㎜
ムーブメント:クォーツ
文字盤:ホワイト
販売価格:365,000円(税込)※USED
【付属品】
内箱、保証書(2000年12月)等が付属
※価格は2022年10月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
アイコニックな文字盤と3つのゴールド、そして青く輝くリューズのスピネル。文字で書くと派手な印象がありますが、とても洗練されたデザインでさりげない主張が光る1本です。
女性の方であればリングやネックレスなどのアクセサリーを身につける人も多いかと思いますが、どんなアクセサリーにも合わせやすいのでシーンを選びません。もちろんトリニティリングとの相性も抜群です。
大人の女性をより美しく着飾る腕時計、トリニティはまさにそんな1本と言えるでしょう。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
---|---|
TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |