ZENITH
1865年にスイス・ジュラ山脈にある「ル・ロックル」で誕生したマニファクチュールブランド。立ち上げたのは若干22歳の青年、ジョルジュ・ファーブル・ジャコ。彼は時計の製造に集中できる環境が整ったところに時計職人を集め、完璧な時計を製造することに注力した。社名を「天頂」を意味する「ZENITH」とし、理想が空の頂の星のごとく光り輝くよう星を幸運のシンボルとして掲げている。伝統を継承し、時計の技術革新も目指す。ゼニスはその両方に秀でたブランドである。
デファイシリーズ最新作
ムーブメント製造技術において、その名通り天頂(ZENITH)にいるといっても過言ではない老舗時計ブランド・ゼニス。同ブランドが作り上げたムーブメント「エル・プリメロ」は、他ブランドの時計の心臓部としても活躍し、いまなお進化を続ける名機である。
今回ご紹介するのは、同ブランドのフラッグシップモデル「デファイ」コレクションの中の1本。ラグジュアリースポーツモデルとして2022年に登場した最新作「デファイ スカイライン」だ。
ラグスポモデルは近年のトレンドでもあるが、本モデルのデザインは1969年にゼニスにて展開してた「デファイ A3642」がルーツとなっている。
※A3642は「デファイ リバイバル A3642」として250本限定で販売(2022年現在)
ファセットカットのベゼルに八角形のケースはまさにA3642で、伝統に現代的なテイストを取り込み、デファイ最新モデルとして誕生させたわけだ。
『デファイ スカイライン』は、文字盤カラーの異なる3色(シルバー・ブラック・ブルー)がラインナップされており、本モデルにはサンバースト仕上げを施したブルートーンの文字盤が採用されている。
心臓部には高振動エル・プリメロ 3620自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載。裏蓋からはゼニスのロゴでもある星を模ったローターとエル・プリメロの精密な動きを確認できる。
さて、本モデルはクロノグラフムーブメントを搭載しているが、文字盤の要素は時針・分針・スモールセコンドの3針と、デイト表示というシンプルなものだ。では、クロノグラフの性能はどこで発揮されているのか?
実はスモールセコンドがそれで、こちらのサブダイヤルは60秒計ではなく1/10秒表示のインジケーターとなっている。つまり10秒で1周する高速のスモールセコンドというわけだ。
毎時36000振動というハイビートなムーブメントで超高精度なエル・プリメロ。一般的には振動数が高いとパワーリザーブは少なくなるのだが、「エル・プリメロ 3620」は振動数36000でもパワーリザーブ60時間を実現。この性能は時計業界でも突出している。
最新のラグスポモデルながら、歴史的背景もあり、精度も時計界随一というスペシャルな1本。価格も手頃なので、1年を頑張った自分へのご褒美にいかがだろうか?
ZENITH
デファイ スカイライン
品番:03.9300.3620/51.I001
素材:ステンレススチール
サイズ:縦41㎜×横41㎜
防水:100M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブルー
販売価格:950,000円(税込)※未使用品
参考定価:968,000円
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、国内正規保証書(2022年3月)、替えの純正ラバーベルトが付属
※価格は2022年12月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
ラグスポモデルは各ブランドから出ていますが、本モデルは文字盤の加工やスモールセコンドの動きなどに“ゼニスらしさ”が出ていて、他とは違う印象がありますね。
100万円代のラグスポモデルだと、ショパール、ピアジェあたりと検討される方もいるかと思います。もちろん好みの世界ですが、本モデルのエル・プリメロ搭載というのは特長のひとつです。精度を求める方はぜひ!
当店には他にもラグスポモデルを多数取り揃えています。現物を見ながら比較検討可能ですので、ぜひご来店くださいませ。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |