Grand Seiko
日本初となる腕時計の開発、時計の歴史を大きく変えたクオーツ時計など、世界でもその名を轟かせる日本の時計ブランド「セイコー」。派生ブランドは多岐にわたるが、なかでも最高峰ブランドとして誕生した「グランドセイコー」は“実用時計の頂点”として高い評価を受けており、日本のみならず世界のビジネスマンからも信頼を寄せられている。2004年には機械式、クオーツに続く第三の駆動方式スプリングドライブを搭載した時計を発表。日本の匠による技と先端技術の融合というこれまでにない領域へと足を踏み入れ、世界中から注目を浴びている。
セイコー誕生140周年記念モデル
日本が誇る時計ブランドといえば真っ先に挙がるのはセイコー(グランドセイコー)だろう。そのコレクションは機械式時計に限らず、時計の歴史を変えたクオーツや、機械式とクオーツのハイブリッド・スプリングドライブといった多彩なモデルを展開。技術革新においてトップレベルの時計ブランドとして知られている。
今回ご紹介するのは、セイコー誕生140周年を記念して作られたクオーツ式の1本。世界でも2021本限定(うち国内800本)という大変希少なモデル『スポーツコレクション SBGN023』だ。
みなさんはクオーツ式時計と聞くとどんなものを想像するだろうか? おそらく多くの方は「軽くて薄い」「精度が良い」「機械式と比べて安価」という3点を思い浮かべるだろう。
もちろんこれらはメリットとしてどのクオーツにも当てはまるが、グランドセイコーの「9Fクオーツ」はそれ以上の特徴を持っている。それがツインパルス制御モーターによるトルクの強さだ。
一般的なクオーツ式時計は機械式時計よりもトルクで劣る。そのため、太く重い針を動かすことができず、盤面には細い指針が採用されていることがほとんど。しかし、グランドセイコーの9Fクオーツは違う。
上の写真を見ていただければ分かるとおり、機械式時計となんら変わらない(むしろ太めの)針を採用。トルクが強いと電池の消耗が早くなりそうに思えるが、9Fクオーツは高い駆動力に加え省電力化を実現。一般的なクオーツ時計よりも長い、約3年という電池寿命を誇る。
ヘアライン加工が施されたケースには24時間表示の入ったセラミックベゼルを搭載。文字盤には光を反射して輝く放射パターンが施され、“夜明けに輝く太陽の光”を表現している。
本モデルには第2時間帯を表示するGMT機能を搭載。金色のGMT針には青色の夜光塗料ルミブライトが施されており、夜間でも高い視認性を確保。
また、上下2色に分かれたダイヤルリングによって、第2時間帯の昼夜を一目で識別できるのも嬉しい点だ。
グランドセイコーの職人が手作業で組み上げ作る9Fクオーツ搭載モデルは、機械式時計を作るのとなんら変わらぬ技術と時間が掛かっている。普段は機械式派の方も、本モデルを手に取れば思わず唸ってしまうことは間違いないだろう。
Grand Seiko
スポーツコレクション
140周年記念限定モデル
品番:SBGN023
素材:ステンレススチール
サイズ:縦40㎜×横40㎜
防水:200M防水
ムーブメント:クオーツ
文字盤:ブラック
販売価格:515,000円(税込)※USED
参考定価:605,000円
【付属品】
外箱、内箱、保証書(2021年6月)等が付属
※価格は2022年12月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
クオーツ式時計の利点に「価格の安さ」があります。では、「価格の高い」クオーツの意味とはなんでしょうか。同じお金を出すなら機械式を買う? いえいえ、本モデルをぜひ一度手に取ってみてください! その質感は高級機械式時計となんら変わりません。
それでいて、クオーツの利便性をすべて兼ね備えています。むしろ、この出来でこの価格は安い!と思えるほど。とくに長年機械式時計を見てきた人ほど、本モデルは刺さると思います。
クオーツ式時計の祖であるセイコーだからこそできたこだわりの1本。これまで機械式派だった方は、ぜひ本モデルでクオーツの世界に触れてみてください。きっとクオーツの概念が変わりますよ。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |