フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、アンティークロレックスからブラックミラーダイヤルのバブルバックをご紹介しよう。

ROLEX
世界でもっともポピュラーな腕時計ブランド・ROLEX(ロレックス)。高級時計の代名詞といっても過言ではないが、その歴史は1905年の創業から100年余りと意外と短い。その間の偉業は数知れないが、高い防水性を実現した「オイスターケース」、自動巻ローター「パーペチュアル」の技術は、新興ブランドであったROLEXを不動の地位に押し上げた。

ブラックミラー&全アラビア文字盤の希少な1本

ロレックスのアンティークウォッチとして根強い人気を誇る『バブルバック』。

“バブルバック”とは正式名称ではなく「オイスターパーペチュアル(防水・防塵の自動巻き腕時計)」の通称だ。ロレックスが初めて自動巻きムーブメントを搭載した際、裏蓋に泡のような膨らみが出たことからそう呼ばれている。
▶️▶️当連載でこれまで紹介してきたバブルバックはこちら

今回セレクトしたのは、1940年代につくられた1本。ブラックミラーの文字盤に全アラビアのインデックスが印象的な『バブルバック Ref.5050』だ。

画像: バブルバック Ref.5050

バブルバック Ref.5050

では本モデルの特徴を見ていこう。
まずは独特の艶感が美しい文字盤から。インデックスには全アラビアを採用。それぞれの数字が少し隆起したカタチで配置されており(アップライトではない)、ブラックミラーダイヤルとゴールドがマッチしてとてもシックな印象だ。

針はバブルバックではお馴染みのリーフ針で、アンティークならではの味のある風合い。

文字盤のリダン(修復)はされておらず、本個体はオリジナル文字盤である。

ブレスレットには社外のエクステンションブレスが装着されており、ケースの9Kと合わせてブレスレットも9Kになっている。これは30年ほど前のブレスレットで、前のオーナーが選んだものだ。ケースとブレスの時代は違うが、非常に一体感のある1本となっている。

バブルバックはロレックスの歩んできた歴史を色濃く表すタイムピースであり、ロレックスファンであれば1本は手にしたいモデル。製造年によって特徴が異なるため、少しでもビビッときたら、ぜひ手に取っていただきたい。

ROLEX
バブルバック
Ref.5050
品番:5050
素材:K9イエローゴールド
サイズ:縦32㎜×横32㎜
防水:-
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブラック
販売価格:1,350,000円(税込)
※アンティーク
【付属品】
なし
※価格は2023年9月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

久々の黒文字盤で、しかもブラックミラーのバブルバックです。最近はバブルバックも少なくなってきており、ブラックミラーダイヤルにいたっては年間で1本あるかないか。これはかなり希少な1本です。

本モデルは3針の全アラビア文字盤で、かなり人気の高い仕様です。現行モデルにはないロレックスの全アラビア、当時の良さをぜひこの1本で感じてみてください。

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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