こんにちは、恐竜おねえさんこと生田晴香です。アンバサダーを務めさせていただいておりました、川崎水族館(略して:カワスイ)が、とある図鑑との恐竜コラボイベントをカワスイホールで行っているとのことでチェックしに行ってきました。

連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。- dino.network編集部

カワスイ × 図鑑コラボ

カワスイがコラボレーションしたのは、株式会社KADOKAWAの学習図鑑「角川の集める図鑑GET!」シリーズ。2021年5月に創刊した学習図鑑シリーズで「考える力を育む“新しい”図鑑」をコンセプトに、ページをめくるたびに「もっと知りたい」という知的好奇心が膨らむ仕組みを盛り込んだ学習図鑑です。

これまでに刊行されたのは「恐竜」「動物」「昆虫」「危険生物」「人体」「魚」「星と星座」。秋には「絶滅動物」「は虫類・両生類」を刊行予定とのこと。

カワスイでの図鑑コラボレーション特別企画展示開催ですが、実は第一弾に「危険生物」で行っており、第二弾となる夏開催に今回「恐竜」が選ばれたわけです。イベントタイトル名は、その名も…

画像: カワスイ × 図鑑コラボ

「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち~」

服部雅人さんの復元イラストに、図鑑シリーズに登場するキャラクターや解説をパネルで見れます。カワスイホールが巨大な図鑑となるのです。楽しくなりますね!

イベント会場へ

画像1: イベント会場へ

カワスイの入っている建物の1階にはパネルがあります。光で見えづらさはありますが、スピノサウルスの頭周りは立体感があって遠くからでもよく見えますね。

横から見てみましょう。なんと! 飛び出してます!

画像: スピノサウルスの口の中までリアル

スピノサウルスの口の中までリアル

立体感があるのではなくリアルに立体的になっているんです! まるで本物が飛び出しているかのようですね…なかなかびっくりしました。

驚きつつタイトルの名の通りわくわくが止まりません。展示ではどんな恐竜が飛び出してくれるのか、楽しみです。

企画展は入場券とは別にお金がかかるわけではなく、入場チケットと年パスだけあれば入れます。水槽を横目に進んでいくとカワスイホール到着です。

出迎えてくれるのは「アカメカブトトカゲ」。ニューギニアに生息するトカゲです。夜行性なので暗くなかなか見つかりませんでした。。探すのは諦めて、これから行かれる皆さんに託すのでぜひとも探してみてください。

画像: 右にはワークショップエリア

右にはワークショップエリア

入場すると、パネルや水槽が! 水族館ならではでいいですね。恐竜の全身骨格が置いてあるわけではありませんが、恐竜のいた時代から生きている古代生物8種約22点が展示されています。

画像: 図鑑もあります

図鑑もあります

無料のワークシートが置いてあり、答えを書くと非売品のプレゼントが貰えます。チャレンジして考えながら進むと、集中できるし楽しさがアップします。答えは恐竜だけではなく、水族館中のキーワードを集めなければならない問題もあるので、自然と色んな生物が学べます。

画像2: イベント会場へ

パネルは、恐竜がまだ誕生していない古い時代から新しい順番に進むようになっています。

まずは約5億4100万年前の古生代カンブリア紀から!

画像: ヌタウナギ

ヌタウナギ

シルル紀の「ヌタウナギ」です。ヌタウナギはほとんど目が見えずにおいでエモノを探すそう。敵に襲われたときに出る大量の粘液噴出する動画をモニターで見ることができます。粘着力の威力とは!?

画像3: イベント会場へ

カンブリア紀の、生きている化石「カブトガニ」の剥製(=タッチできる)と、カブトガニのなかまの生きたアメリカカブトガニが水槽にいます。

きっと恐竜に食べられたりしていたでしょう。ですが、現代でも絶滅せずにいるんですよ。もう、感動ですよね。

岡山にあるカブトガニ博物館の館長さんはカブトガニのことを可愛い可愛い言っているので、皆さんも「かわいいねぇ」と声かけてあげましょう。

画像4: イベント会場へ

デボン紀エリアは、ハイギョの仲間「プロトプテルス・エチオピクス」です。肺呼吸ができる子ですね。ハイギョについては過去のコラムにて紹介しているので、こちらをぜひ見てみて下さい。

お待たせしました。

画像5: イベント会場へ

ついに恐竜がいる中生代三畳紀です。実物は化石となっているのでヘレラサウルス、エオラプトル、レッセムサウルスのイラストです。

画像6: イベント会場へ

ジュラ紀では生きているポルカドットスティングレイとコチョウザメが見れます。そんなに昔からいたことにびっくりです。人類は何千年? どれくらい持つのか気になります。

アーケオプテリクスなど鳥類が誕生したのもジュラ紀です。生田家にはアーケオプテリクス(ロンドン標本)のレプリカや他の恐竜レプリカがあるので、もうアンバサダー期間は終了しましたがお声かけいただければ全然持っていけますので!(いきなりメッセージw)

画像7: イベント会場へ
画像8: イベント会場へ

長い白亜紀エリアに入り…

画像9: イベント会場へ

恐竜の絶滅パネルへ。

あっという間でしたが楽しく学べました。

まとめ

画像: 撮影スポット

撮影スポット

いかがでしたでしょうか。まるで図鑑の世界に入ったかのようでしたね!

紹介しきれなかったところ(主に白亜紀恐竜)などいろんな生き物が見たい方はぜひカワスイへ。

ワークショップでは、土日祝日のみ化石掘り体験をやっているので、こちらもチャレンジして人生楽しみましょう(2022年9月25日(日)まで)! ではまた!

「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち~」
開催期間:2022年7月15日(金)~2022年9月25日(日)
会場:カワスイ 川崎水族館 カワスイホール
時間:10:00〜20:00(最終入館 19:00)
URL:https://kawa-sui.com/news/169

画像: 図鑑から飛び出した!? 『恐竜・古生物展@カワスイ』【体験レポート】

生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。

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前回の「生田晴香、恐竜と生きる」はこちら

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