フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は新作発表を9月1日(火)に控えたロレックスから、往年の名作・ブルーデイトナをご紹介しよう。

追記(9月1日)
新作はサブマリーナーでした!詳しくは公式サイトへどうぞ。

ROLEX
世界でもっともポピュラーな腕時計ブランドがROLEX(ロレックス)。高級時計の代名詞といっても過言ではないが、その歴史は1905年の創業から100年余りと意外と短い。その間の偉業は数知れないが、高い防水性を実現した「オイスターケース」、自動巻ローター「パーペチュアル」の技術は、新興ブランドであったROLEXを不動の地位に押し上げた。

デイトナ第一世代

ロレックスの中でも別格の人気を誇るデイトナ。定価で手に入れることは叶わず、その相場に世界が一喜一憂するほどの逸品である。

シリーズのはじまりは1963年。モータースポーツをコンセプトにしたスポーツクロノグラフとして誕生して以来、ロレックスのみならず、高級腕時計のアイコンとして君臨し続けている。

今回ご紹介するのは、そんなデイトナの第一世代ともいえる1本。1966年頃に製造されたRef.6239だ。

画像: 通称ブルーデイトナ  型番はRef.6239だ

通称ブルーデイトナ 型番はRef.6239だ

さて、本記事のタイトルにもなっている「ブルーデイトナ」。何がブルーで何が特別なのか一見しただけでは分からないかもしれない。しかし、よくよく見ると、現行のデイトナとは大きく違う点が一つあることに気づくだろう。

そう、6時位置に配置された「DAYTONA」の文字色が現行とは異なるのだ。

画像: 青みがかったDAYTONAの文字

青みがかったDAYTONAの文字

画像: こちらは現行モデル。文字色は赤だ

こちらは現行モデル。文字色は赤だ

同じRef.6239でも、本モデルのようにDAYTONAの文字色が異なるもの、そもそもDAYTONAの文字がないものなど、製造年によってはいくつかバリエーションが存在する。

アンティークになるのでどれが高いかはコンディション次第でもあるが、このブルーデイトナは現行モデルが2、3本買える(しかもプレミア価格で)ほどの値がついている。

オイスターケースでもパーペチュアルでもない⁉︎

さて、ロゴの文字色以外にも、現行との違いは多数ある。

まずもっとも大きいところでいえば、本モデルは「手巻き」だということ。

ロレックスの自動巻きモデルはパーペチュアルと呼ばれ、基本的に文字盤上部に記載されるが、本モデルにはそれがない。「ROLEX COSMOGRAPH」と名称のみである。

画像: オイスターケース(防水)でも、パーペチュアル(自動巻き)でもないため、ROLEX COSMOGRAPHの文字のみの記載となる

オイスターケース(防水)でも、パーペチュアル(自動巻き)でもないため、ROLEX COSMOGRAPHの文字のみの記載となる

ケースサイズも大きく異なる。現行のデイトナが40㎜なのに対して、本モデルは37㎜と非常に小ぶり。

とはいえ、ケースの厚みとプラスチック風防の立体感も相まって、腕に置いたときのインパクトはサイズ以上に感じるはずだ。

画像: 第一世代のデイトナ。ケースサイズは37㎜ www.moon-phase.jp

第一世代のデイトナ。ケースサイズは37㎜

www.moon-phase.jp
画像: 現行のデイトナ 。ケースサイズは40㎜だ www.moon-phase.jp

現行のデイトナ 。ケースサイズは40㎜だ

www.moon-phase.jp
画像: プラスチック風防とケースの厚みが、現行にはないインパクトを与えてくれる

プラスチック風防とケースの厚みが、現行にはないインパクトを与えてくれる

ツートンカラーの文字盤

インダイヤルのカラーリングにも注目したい。本モデルは、黒の文字盤に白のインダイヤルが入っている。現行モデルだと、文字盤とインダイヤルは同色かフチに色がついているのみのため、こうした配色は珍しい(新しいモデルでもないわけではない)。

画像: 黒い文字盤に白のインダイヤル。余談だが、これが逆になると通称パンダと呼ばれるカラーとなる

黒い文字盤に白のインダイヤル。余談だが、これが逆になると通称パンダと呼ばれるカラーとなる

ほかにもプッシュボタンがねじ込み式ではないこと、ブレスがリベットブレスレットになっていることなど、アンティークならではの点が多数見てとれる。

デイトナの登場は1963年だが、それ以前にRef.6238、通称プレ・デイトナと呼ばれるクロノグラフモデルも存在する。しかし、これは「デイトナ」という名前が付く前のモデルであり、デイトナの第一世代と呼べるものは、1963年-1960年代後半に登場したRef.6239(ステンレスベゼル)・Ref.6241(プラスチックベゼル)の2種類のみ。※同年代に第二世代も登場しているので少しややこしい……。

現在でも最高の腕時計としてその名を轟かせる「デイトナ」。その第一世代ということもあり、価格は700万円を超えている。これほど貴重なモデルは、おそらく日本全国どの時計店を探してもそうないはずだ。

購入するかどうかは置いておいて(もちろん買って欲しい)、デイトナの歴史が詰まったこの1本を見に、ぜひムーンフェイズ銀座店に足を運んでみてほしい。

ROLEX
ブルー デイトナ
品番:ROLEX / 6239
素材:SS(ステンレススチール)
サイズ:縦37㎜×横37㎜
ムーブメント:手巻き
文字盤:ブラック
販売価格:7,800,000円(税込)
※アンティーク
【付属品】
外箱、社外製のエクステンションブレスレットが付属
※価格は2020年8月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

ロレックスの新作が2020年9月1日(火)に登場!そのモデルは……?

2020年9月1日(火)に、ロレックスの新作が発表される。すでに公式サイト公式Instagramでは、とあるモデルを想像させるような動画が2本公開されており、多くのファンの注目を集めている。

水中を表すような描写、そこに浮かぶ逆三角形のアワーマーカー……まさかこれはサブマリーナー??

いずれにせよ本記事公開の翌日には答えが出る。こちらのチェックを忘れずに!

下記公式Instagramの動画は2020年8月28日に公開されたものです。

Instagram

www.instagram.com

追記(9月1日)
新作はサブマリーナーでした!詳しくは公式サイトへどうぞ。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

当連載のVol.15で最新のデイトナをご紹介しましたが、今回はそれの真逆、最初期のモデルです。

歴史のある時計って時代に合わせてそのデザインも変わってくるものですが、デイトナは当時からほとんど変わりません。それでいて60年近くトップに君臨するのですから恐ろしいですよね。

本モデルは通称ブルーデイトナと呼ばれ、大変貴重な個体です。お値段は780万円! めちゃめちゃ高く見えますが、個体としては妥当なお値段かと思います。(これも恐ろしい……)

さて、今回は往年のロレックスをご紹介したわけですが、明日には最新のロレックスが発表されます。

いずれにせよ今回紹介したモデルのように、時代を超えて語られるような逸品になることは間違いありません。明日の発表が楽しみです!

所在地東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F
TEL03-5250-7272
営業時間11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで)
定休日水曜日
公式サイトhttps://www.moon-phase.jp/
【MOON PHASE(ムーンフェイズ)銀座】

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