AUDEMARS PIGUET
オーデマ・ピゲは1875年に創業されたスイスの伝統的な時計メーカー。パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンとともに、世界三大高級時計メーカーの一つに数えられる存在である。複雑機構の開発を得意としており、これまで数多くの名機を世に送り出してきた。スイスのル・ブラッシュに本社を構え、ル・ロックの小さな町にある「AP ルノー・エ・パピ」というムーブメント会社で超複雑時計を制作しており、同社からは数々の技術者を輩出している。
ロイヤル オーク誕生40周年を記念した特別モデル
オーデマ・ピゲの代表作であるロイヤル オーク。これまで当連載では、スポーティさを打ち出したロイヤル オーク オフショア、クロノグラフ機能を搭載したロイヤル オーク クロノグラフの2本をご紹介してきた。
今回セレクトしたのは、それらと比べると2針でデイト表示のみというシンプルな1本だ。しかし、そのシンプルさと“とある特徴”で恐ろしいほどのプレミアがついているモデルでもある。
それでは今週の逸本、『ロイヤル オーク ジャンボ エクストラシン』を紹介していこう。
名称の“ジャンボ”からデカ厚なモデルと思われがちだが、実際のサイズは39㎜と現代のスポーツウォッチとしては小さめだ。ではなぜジャンボなのか?
実はこの“ジャンボ”、初代ロイヤル オークの愛称であり、本モデルはシリーズ誕生40周年を記念して作られたリバイバルモデルなのだ。
先述したように機能はとてもシンプルだが、それゆえに他モデルには無い特徴がある。それが“ケースの薄さ”である。
通常のロイヤル オークが10.4㎜なのに対して、本モデルはなんと8.1㎜しかないのだ。
搭載しているCal.2121は、初代モデルと同じ超薄型のエクストラシンムーブメント。機構の美しさは目を見張るものがあり、シースルーバックからはその細部までじっくり堪能できる。
近年、ジャンボ エクストラシンの人気は高まるばかりで、USEDでも約450万円とプレミア価格になっている。なんと以前紹介したロイヤル オーク クロノグラフの新品よりも高いというから恐ろしい。
しかし、それだけ出しても欲しいという人は後をたたず、今でも値は上がり続けている。時計としてはもちろん、資産として見てもこれ以上ない1本と言えるだろう。
オーデマ・ピゲ
ロイヤル オーク ジャンボ エクストラシン
品番:15202ST.OO.0944ST.01
素材:SS(ステンレススチール)
サイズ:縦39㎜×横39㎜
防水:日常生活防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:シルバー
販売価格:4,450,000円(税込)※USED
【付属品】
メーカー修理ボックスが付属
※価格は2021年2月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
世界5大ブランドに数えられるオーデマ・ピゲ。同ブランドのなかでもっとも人気な時計がロイヤル オークです。
ラグジュアリースポーツウォッチの先駆けでありながら、いまなお最高峰。機能が盛り盛りなわけでもケースに超高価な素材を使っているわけでもなく、シンプルなステレンススチールの時計でここまでプレミアがつくものは他にありません。
まさに見つけたときが買い時(最安値)な1本といえます。本モデルが気になる方は、ぜひ当店までお越しください。
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00~19:00(日曜祝日~18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://www.moon-phase.jp/ |
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