Louis Erard
1929年にスイスにて誕生した時計ブランド「Louis Erard(ルイ・エラール)」。ブランド初の時計製造は1931年と古いが、その後表舞台からは身を潜め、他社向けの時計パーツ製造を主要業務に。2003年に約10年の沈黙を経て再始動。2019年にはフランスのデザイナー、アラン・シルべスタインがデザインした限定モデルを発売。同時にロゴマーク等も一新しリブランディングを果たす。
アラン・シルベスタインの世界がここに。
ルイ・エラールは、親しみやすいデザインと手の届きやすい価格帯の時計を発信しているスイスのブランド。数多くのパートナー(アーティストや企業)とのコラボウォッチを展開していることでも知られており、いま改めて注目されている時計ブランドだ。
「改めて」というのは、同ブランドが一時ほとんど休眠状態にあったから。2003年に新たなCEOによって再建され、前述した通りコラボウォッチなどの展開によって一気に時計界に返り咲いた。
今回ご紹介するのは、そんな返り咲きのきっかけにもなったモデルの第二弾。「時計界のピカソ」と呼ばれるデザイナー、アラン・シルべスタイン氏とコラボレーションによって誕生した『エクセレンス レギュレーター リミテッドエディション Louis Erard×Alain Silberstein』である。
アラン・シルべスタインについては、下記企画でも取り上げたことがある。「え? これ時計なの?」というような、見るものを圧倒させるタイムピースを展開しており、カルト的なファンも多いデザイナーだ。
同氏のアイコンカラーは赤・青・黄で、左写真の時計が同名の時計ブランド「アラン・シルべスタイン」の1本。見ていただくと分かるように、今回ご紹介するルイ・エラールの時計にもそのエッセンスがふんだんに取り込まれている。
さて、今回のモデルを見ていこう。
ケースはラウンドタイプだが、外周にはガードフレームのようなパーツがついており、一風変わったデザイン。
シルバーホワイトの文字盤にはアラン・シルべスタインのアイコンカラーを取り入れ、赤い針が時針、青い針が分針、6時側の黄色い針が秒針となっている。
裏蓋はシースルーになっており、ムーブメントが見える仕組み。裏蓋の外周部にはルイ・エラールとアラン・シルべスタインがダブルネームで刻まれている。
ストラップは文字盤にマッチするよう白のパイピングが施されたグレーカラーになっており、テープで固定する仕様だ。非常にカジュアルなテイストでまとめられており、アラン・シルべスタインの世界を気軽に楽しめる1本である。
また、本モデルにはアラン・シルべスタインデザインの「SIGG トラベルボトル」が特典として付いてくる。コレクターの方はぜひ時計とともに手に入れていただきたい。
Louis Erard
エクセレンス レギュレーター
リミテッドエディション
Louis Erard×Alain Silberstein
品番:LE85358TT01BTT83
素材:チタン
サイズ:縦40㎜×横40㎜
防水:100M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ホワイト
販売価格:738,000円(税込)※未使用品
※世界限定178本
【付属品】
外箱、内箱、取扱説明書、国内正規保証書(2022年5月)、水筒が付属
※価格は2022年12月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
アラン・シルべスタインはファンの多いデザイナーで、同名ブランドも非常に人気があります。ただ2010年〜2012年に活動を休止しており、長らく新作は出ておりません。そのため、アランの時計が欲しいと思っても市場で出会うことは非常に少ないのが現状です。
それもあって、ルイ・エラールとコラボしてのこの1本は待望の新作でもあるわけですね。また、時計を購入するうえでの重要なメンテナンスについても、ルイ・エラールであれば今現在も稼働しているブランドですので安心です。
アラン・シルベスタインのファンの方はもちろん、これからアランの世界を体験したいという方にはピッタリな1本です。世界限定178本ですので、欲しい方はお早めに!
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
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TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00〜19:00(日曜祝日〜18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://moon-phase.jp/ |