こんにちは、今回から恐竜コラム「生田晴香、恐竜と生きる」を書かせていただく恐竜おねえさんこと「生田晴香」です。毎月第1、第3月曜日に更新していくので毎回隅々までチェックしていただけたら嬉しいです。記念すべき第1回は恐竜ショー「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブエクスペリエンス」を通じて伝えたい恐竜の素晴らしさについて前のめりにご紹介します。

生田晴香がご案内
ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

ガイド役、古生物学者のハクスリー博士と骨を見ていき、博士の解説とともに中生代(古い時代から、三畳紀→ジュラ紀→白亜紀)の、恐竜が誕生した三畳紀後期から白亜紀へと少しずつ時間を移動して各時代の恐竜や地球の様子などを表していきます。

現実の世界で、トマス・ヘンリー・ハクスリーというイギリスの生物学者がいるので、そこから名前をとったのではないかと考えられます。

まずは2億2千年前の三畳紀後期、地球にパンゲアという大陸が1つしかなかった砂漠だらけの世界から始まります。

リリエンステルヌスという初期の肉食恐竜が現れ、体重が4トンあるとされているプラテオサウルスという植物食恐竜の赤ちゃんを狙います。

ジュラ紀になり、パンゲア超大陸は分裂します。時間をかけて大陸はゆっくり動いていくのです。それに伴い植物が増えていきます。

画像1: 生田晴香がご案内 ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

ステゴサウルスがいるところにアロサウルスがやってきました。ジュラ紀の代表といってもいいほどの知名度がある恐竜ペアですね。

ステゴサウルスはしっぽのスパイクを振って食べられないように反撃するのですが、恐竜同士の動きがスレスレでいつぶつかってしまうのではないかとドキドキです。

肉食恐竜と植物食恐竜のバトルばかりではありません。次にくるのはブラキオサウルスの親子愛!

画像2: 生田晴香がご案内 ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

ショーは20分の休憩に入り、その間に3000万年が過ぎた事になり花が誕生する白亜紀がきます。だんだんと色鮮やかになっていく演出はお見事!

翼竜の世界に入り込み、ユタラプトル同士が集まっているところを見ると可愛さを感じます。

そしてついに時代は白亜紀末。隕石がやってくる少し前の世界です。

画像3: 生田晴香がご案内 ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

老トロサウルス VS 若トロサウルスのリーダー争いです。

若トロサウルスが老トロサウルスのツノを折り、リーダー交代です。

そこへ、子どものティラノサウルスがやってきました。アンキロサウルスも現れ威嚇します。

いくらティラノサウルスは最強の肉食恐竜といえど、子どもなのでトロサウルスとアンキロサウルスの大きさにひよってしまいまうのです。

そこに!大人のティラノサウルスが現れます。

威圧感と圧倒的迫力には誰しもが震えたでしょう。まさに王者、迫力が違います。一気に空気を変えました。

画像: 恐竜わっしょい!ウォーキングウィズダイナソーは感動祭り! youtu.be

恐竜わっしょい!ウォーキングウィズダイナソーは感動祭り!

youtu.be

はい、そんな感じの流れでした。
映像で見たい方はYouTubeへどうぞ。

ありがとう、ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

実は今回のワールドツアーで日本での公演は最後となります。

生田晴香は2010年、2013年、2019年のゲネプロ(リハーサル)と最終日のラスト公演計4回行きましたが、何度見てもリアルに恐竜の世界に行ったような感覚になり圧倒的迫力に感動します。

画像: 涙

最後隕石で大量絶滅するとわかっているので、こんなにも美しい生き物が死んでしまうんだ……と考えるだけで悲しくて泣けてきます。

皮膚感もリアルで鼻息も感じられて、あれほど大きい恐竜たちが細かい動きをしてくれるショーは他にはありません。演出も素晴らしくどの角度から見ても美しいのです。

毎回同じというわけではなく、前にはなかった羽毛を生やしていたり最新の学説にそって見た目を変えていくのは素晴らしいですね。

終わってしまうのは残念ですが、今回行けた方は正しい選択をしたと思います。誇りに思いましょう!

画像: ステゴサウルスと生田晴香

ステゴサウルスと生田晴香

画像: 製作費25億の圧倒的恐竜ライブ「ウォーキングウィズダイナソー」

生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。

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