こんにちは、恐竜おねえさんこと生田晴香です。2019年7月24日に恐竜の曲「ダイナソーDANCE」を全国発売する事ができまして、歌詞に合った恐竜ダンスを振付師の友人にお願いし、色んなところで歌って踊って欲しいとダンス動画をYouTubeで絶賛お披露目中なのですが、やはりダンスは振り付けの意味がわかっていた方覚えやすいと思うので、今回はダンスが出来るまでの話とダンス解説をしたいと思います。

連載コラム「生田晴香、恐竜と生きる」。福井恐竜博物館 公認恐竜博士、古生物学会友の会・恐竜倶楽部メンバーでもある自他共に認める恐竜ラバーのタレント生田晴香が、恐竜の素晴らしさを隅から隅まで語り尽くす。壮大な歴史とドラマ、未解明の不思議が交差する魅惑の恐竜ワールドへ、ようこそ。

今回ご紹介する恐竜ダンス、dino.network読者層で自分自身で踊っていただける方を見つけるのは大変かもしれませんが(笑)、振り付けそれぞれに恐竜の特徴や歴史的な意味が込められており、なかなか面白いんです。お子さまがいらっしゃる方は楽しく学べる教材にも適していますので、ぜひご覧ください。 - dino.network編集部

画像: CD

CD

恐竜の曲「ダイナソーDANCE」。

全国のCDショップにあり、「特攻の拓」などの漫画を描かれている所十三大先生のイラストのCDジャケットは何よりも輝いて目立っているとは思いますが、売り切れなどでなかったりする場合もあるのでネットでも買えるという事をお知らせしておきます。

ダイナソーダンスができるまで

その振付師の友人というのはタコサムさんという「少女☆タコサム」という名でDA PUMPさん司会のダンス番組「スーパーチャンプル」など数々の番組にも出演していたダンサーで、現在は振付師や整体のお店をやっています。

タコサムさんにプラスして2人のダンサー、Childish Lina(りなんなん)さんと彩ゆきのさんの3人チームでそれぞれの恐竜に合ったイメージの振り付けにしてもらいます。

まずは、歌詞に出てくる系統が違う有名どころの12の恐竜の資料を渡し、それぞれの恐竜の特徴を把握してもらいます。

注文は「子どもにも覚えやすく簡単なものを!」。

飲み会や結婚式はもちろん、お遊戯や運動会でも老若男女幅広く気軽に覚えてほしいと思ったからです。

実は曲が出来る前の企画段階では、ダンスは生田晴香自身が考える方向に決まっていたのですが、絶対に売れて欲しいと思っていのでダンスはダンスのプロに任せるのが一番だとタコサムさんに相談する事にしました。

すると快く引き受けてくれたので、あとは完全にお任せです。過去にタコサムさんが振り付けしてきたアイドルの振り付けもチェックしていたので、不安要素はありません。

何日か経ち、ダンスが完成したとの事でダンス動画をチェックします。やはり任せてよかったと思えるような素晴らしくワクワクするような振り付けで、関係者全員大絶賛!1発OKになりました。

そこに手の指を、歌詞に出てくる人気恐竜ヴェロラプトルっぽく、親指、人差し指、中指だけ伸ばして3本指にするという基本ポーズだけ付け足して完成です。ヴェロキラプトルだけ贔屓しているような罪悪感はありますが、恐竜は箱推しという事をお知らせしておきます。

MV

ミュージックビデオ(略してMV)を撮影しました。こちらがMVです!

画像: 恐竜のうた『ダイナソーDANCE』yucat youtu.be

恐竜のうた『ダイナソーDANCE』yucat

youtu.be

と、思いっきり紹介したいところではありますが、実はこの時MVを撮るとは知らず、知ったのが本番1分前というドッキリ企画かと思ったくらいいきなりだったので動きがぎこちないのが悔しいところです。(でもノーメイクで行かなくてラッキーでした)

その後で振付師さんとダンス練習したのでその時の画像を元に解説していきます。

ダンス振付解説

サビ〜イントロは地球は回り、恐竜が行進、突進するイメージです。イントロはオタ芸を参考にしています。

画像1: ダンス振付解説

ティラノサウルス→超肉食恐竜で筋肉がすごく顎の力が圧倒的に強いので力こぶを作ります。

画像2: ダンス振付解説

トリケラトプス→3本のツノのある顔なのでツノを作り左右に振ります。

画像3: ダンス振付解説

ヴェロキラプトル→羽毛恐竜なので羽を広げます。シックルクローとは後ろあしの特殊な人差し指の武器の事です。切り裂いたり刺したりします。

画像4: ダンス振付解説

パキケファロサウルス→石頭なのでゲンコツを作ってから左右に頭突きします。(一応、首の骨はそんなにも強いわけではありません)

画像5: ダンス振付解説

マイアサウラ→子育てしなかったと思われていた爬虫類が子育てしていたとわかった恐竜です。マイアサウラという学名の意味が良い母親トカゲなので人間だとゆらゆらお守りをしているイメージです。

画像6: ダンス振付解説

パラサウロロフス→ギターではなく、ピアノでもないのでそれらのポーズの後に手で✖︎を作り、トロンボーンのような鳴き声をしていたのでトロンボーンを演奏するイメージです。

画像7: ダンス振付解説

オルニトミムス→足が速い恐竜なのでダッシュ!基本オルニトミモサウルス類は足が速いです。(デイノケイルスは別)

画像8: ダンス振付解説

ステゴサウルス→背中の板がジグザグに並んでいます。それを表すかのように右足の膝を先に曲げておいて、交互に3回膝を曲げていきます。

画像9: ダンス振付解説

アンキロサウルス→自らぎゅーぎゅーだった骨を溶かして素敵鎧を作る恐竜なので、かっこよくヒーローかのような変身ポーズ!

画像10: ダンス振付解説

イグアノドン→「恐竜類」が誕生する前に見つかっていた最初の化石なので、すごいんだぞエッヘンポーズ!

画像11: ダンス振付解説

スピノサウルス→半水棲恐竜なので泳いでるポーズ!人間でいう平泳ぎからのクロールです。

画像12: ダンス振付解説

ブラキオサウルス→首としっぽが長い竜脚類なのでお腹とかではないので✖︎を作り、長いのは首ですよと2回手で首を上下します。

画像13: ダンス振付解説

「大地よ踊れ」「大地が揺れる」ポーズは、右手でナニカをすくうようにし、「れ」の所で下を向いて厨二病ポーズをバッチリ決めていただけたら最高です。

ダンス解説を動画で見たい方はこちらから。

画像: 恐竜わっしょい!必見!ダイナソーDANCEのダンスの覚え方! youtu.be

恐竜わっしょい!必見!ダイナソーDANCEのダンスの覚え方!

youtu.be

色々な特徴がある恐竜に、なぜこの恐竜はその特徴があるのかなど気になっていただいてどんどん詳しくなっていただけたらと思います。

とにかく楽しく踊るのが一番なので、たとえ間違えたりしても自分自身が楽しければOKです。まずは踊ってみましょう!

画像: 恐竜の奥深さを誰にでもわかりやすく伝えたいなら、この方法。

生田晴香 | Haruka Ikuta
恐竜タレント。TV、CMのほかモデルとして活躍中。福井恐竜博物館の公認恐竜博士で恐竜検定所持。恐竜トークショー、クイズ、鳴き声コンテスト審査員。古生物学会友の会&恐竜倶楽部メンバー。恐竜のうた「ダイナソーDANCE」監修。実は元あやまんJAPAN。
YouTubeちゃんねる「恐竜わっしょい!」始めました。

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前回の「生田晴香、恐竜と生きる」はこちら

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