AUDEMARS PIGUET
オーデマ・ピゲは1875年に創業されたスイスの伝統的な時計メーカー。パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンとともに、世界三大高級時計メーカーの一つに数えられる存在である。複雑機構の開発を得意としており、これまで数多くの名機を世に送り出してきた。スイスのル・ブラッシュに本社を構え、ル・ロックの小さな町にある「AP ルノー・エ・パピ」というムーブメント会社で超複雑時計を制作しており、同社からは数々の技術者を輩出している。
2008年の人気モデルを復刻
オーデマ・ピゲが誇るフラッグシップウォッチ、ロイヤル オーク。
当連載では過去にロイヤル オーク オフショアを紹介しているが、それは原型のロイヤル オークをよりスポーティに仕上げた言わば派生モデル。
今回紹介するのは原型のライン内で展開しているクロノグラフモデルである。
上の写真にもあるように、本モデルの文字盤はダイヤルとサブダイヤルのカラーが異なるコンビネーション。これは2008年に登場し、かなりの人気を博したモデルの復刻だ。
1972年から変わらないデザインコード
特徴的な八角形デザインは、イギリスの装甲艦ロイヤル・オークの舷窓をイメージしたもの(名称もそのまま採用)。
デザインは天才と称されるジェラルド・ジェンタ氏。同氏が手がけた時計には、当連載Vol.23でも紹介したパテック・フィリップのノーチラスがあるが、どちらも舷窓を元にしているため非常によく似ている。
より角ばっているのがロイヤル オークで、丸みを帯びたのがノーチラスだが、共通点は八角形だけにあらず……どちらも異常なまでに価格が高い!
プレミア価格になるのが常で、ロイヤル オークは定価より100万円以上、ノーチラスに至っては定価に400万円以上プラスされることも……。
さて、そんな頭の痛くなる価格の話は置いておいて、今回紹介するロイヤル オーク クロノグラフの細部を見ていこう。
まず先述した通り、本モデルはダイヤルとサブダイヤルのカラーが異なる。写真のモデルは、ブラックのダイヤルにシルバーのサブダイヤルで非常にクールな印象だ。
3時位置には30分積算計、9時位置には12時間積算計を配置。6時位置にあるのは、他ダイヤルよりサイズを落とすことでメリハリをつけたスモールセコンドだ。
ダイヤル全体には、正方形の格子模様で構成されたロイヤル オークシリーズではお馴染みの「グランド・タペストリー」を採用し、視認性を向上させている。
2021年1月現在、ムーンフェイズ銀座店には上写真の2本が新品の状態で並んでいる。
多くのファンが喉から手が出るほど欲しているこの2本を、ぜひ店頭で見比べてみてほしい。
オーデマ・ピゲ
ロイヤル オーク クロノグラフ
品番:26331ST.OO.1220ST.02
素材:SS(ステンレススチール)
サイズ:縦41㎜×横41㎜
防水:日常生活防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ブラック
販売価格:4,110,000円(税込)※新品
【付属品】
外箱、内箱、保証書等が付属
※価格は2021年1月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。
MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜
フリーのデザイナーとして、数々の名作を残してきたジェラルド・ジェンタ氏。
高級腕時計にラグジュアリースポーツというジャンルを取り入れた始祖であり、そのデザインコードはラグスポウォッチすべてに影響を与えた……といっても過言ではありません。
なかでもオーデマ・ピゲのロイヤル オークは、同氏を語るうえでは欠かすことのできないもので、氏の手がけた時計のなかでもかなりの人気を誇ります。
そんなロイヤル オークがいま店頭に並んでいる! やはり注目度は高く、ショーケースでも一際目を引く存在になっています。
その美しさを間近で堪能できるこのチャンスに、ぜひご来店くださいませ!
所在地 | 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS1F |
---|---|
TEL | 03-5250-7272 |
営業時間 | 11:00~19:00(日曜祝日~18:00まで) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://www.moon-phase.jp/ |
最大30万円OFF! プライスダウンキャンペーン実施中!
現在、MOON PHASE銀座&岐阜本店では、一部商品がプライスダウンするキャンペーンを実施中。ロジェ・デュブイ、ウブロ、ブレゲ、フランクミュラー等、多数の人気ブランドが勢揃い。対象商品は随時追加される。気になる商品はこちらからチェックだ!