自動車専門誌Motor Magazineスタッフが、2000万円越えスーパーカー取材で感じたあれこれを独自目線でご紹介。今回は、日帰り撮影でお付き合いさせていただいたポルトフィーノを通して「フェラーリの魅力を語るにあたり忘れちゃいけない“大人の嗜み”」について考え込んでみた。
あくまで、「余談」ですが……。(写真:永元秀和)
※本連載はMotor Magazine誌の取材余話です。

東京ディズニーシーのモデルになった「もっとも美しいイタリアの港町」

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ポルトフィーノは、東京ディズニーシーのメインゲートを抜けた、右手。メディテレーニアンハーバーに面したレストラン&ショップ街のほぼ入り口付近にある。正式名称は「カフェ・ポルトフィーノ」。地中海料理を中心に、パフェテリア形式でサービスされるイタリアンレストランだ。

このカフェのネーミングからもわかるとおり、メディテレーニアンハーバー全体が、ポルトフィーノというイタリア北部、ジェノバにほど近い地中海に面した港町をモデルに作られた。人口わずか400人ほどながら世界中のセレブが贅沢で優雅なオフタイムを過ごす、高級リゾート地だ。

年間パスでしっかり元をとり尽くすことに長けたディズニーフリークなら、ほぼ100%の確率で知っているであろう名前の由来。なるほど確かに、フェラーリがその名を冠したくなるほどに美しいと言われるその風景をイメージするのに、メディテレーニアンハーバーほど身近でわかりやすいスポットはない。

どこかファンタジーな港に面した街並みの再現ぶりは、そうとう忠実だ。

と、まるで見てきたかのように断言してみたけれど、残念ながら実際に訪れたことはない。つまりネット上の画像でチェックするしかテがない。それでも、似ていることはわかる。

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名前を挙げ連ねるのもヤボな気がするセレブな面々が、こぞってこの地に別荘を構えているのだという。なんちゃってではなく紛れもなくそこは生粋の高級リゾート地。イタリアでもっとも美しいと称される街の名前は、選ばれた者しかオーナーになることを許されない、カリスマ「モデル」にぴったりだ。

思えばポルトフィーノの前身であるカリフォルニアは、北米随一のリゾートエリアから名前をもらっていた。広さや華やかさではカリフォルニアに比べてもちろん圧倒的に小ぶりで控えめだけれど、リゾートステージとしての特別感はポルトフィーノが一段勝るという。

眺めて良し。使って良し。の才色兼備はまさに無敵。

画像: 全長4586×全幅1938×全高1318mmと、比較的「小ぶり」なサイズ感もまた、日本で乗るにはちょうどいい。

全長4586×全幅1938×全高1318mmと、比較的「小ぶり」なサイズ感もまた、日本で乗るにはちょうどいい。

ポルトフィーノが日本デビューを果たしたのは、2018年のこと。先代に当たるカリフォルニアは、乗りやすさと実用性といった「お・も・て・な・し♪」のセンスの良さで、大ヒットした。

一方でロングノーズ×ショートデッキという生粋のスポーツカースタイルを持つカリフォルニアは、圧倒的な華を兼ね備えていた。その血統を受け継ぐポルトフィーノはさらに、時代の最先端を行くスタイリングへと進化を遂げている。

代替わりに伴なうイメチェンぶりは非常にアグレッシブだ。V8フロントに搭載した伸びやかなシルエットこそ共通しているものの、グラマラスで大らかな佇まいを持つカリフォルニアに対してポルトフィーノは、より引き締まった身体つきとエッジ感を全身に纏う。

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