自動車専門誌Motor Magazineスタッフが、2000万円越えスーパーカー取材で感じたあれこれを独自目線でご紹介。今回は、日帰り撮影でお付き合いさせていただいたポルトフィーノを通して「フェラーリの魅力を語るにあたり忘れちゃいけない“大人の嗜み”」について考え込んでみた。
あくまで、「余談」ですが……。(写真:永元秀和)
※本連載はMotor Magazine誌の取材余話です。

はじめに。フェラーリってすっごいクルマなんだね。で、終わらないために。

画像: 跳ね馬の紋章は、その凄さを知らない女子でも「カッコいい」or「カワいい」と思ってもらえるワンポイント。

跳ね馬の紋章は、その凄さを知らない女子でも「カッコいい」or「カワいい」と思ってもらえるワンポイント。

「フェラーリ」は、すっごいクルマだ。

ほとんどクルマのことを知らなくったって、「フェラーリに乗った」というだけで、そうとうなインパクトがある。けれどその魅力を端的に伝えようと思うと、意外やなかなか難しい。
伝えたいお相手がクルマの魅力を語りあうことに慣れていない場合、慣れている人と同じテンポで同レベルのボキャブラリーを駆使してしまうと、小一時間一方的に語り続けた挙句……

へぇ〜。フェラーリってすっごいクルマなんだね。

で、会話が終わる可能性が高い。
大人の「クルマ好き」たる者、そんな体たらくではあまりよろしくない。

画像: バンク角90度の3.9L・V型8気筒ツインターボエンジンをフロントに搭載、後輪を駆動する。みんな大好きFRで600psの最高出力と760Nmの最大トルクを二輪でしっかり御するのだから、そのマネジメントの巧みさには脱帽。

バンク角90度の3.9L・V型8気筒ツインターボエンジンをフロントに搭載、後輪を駆動する。みんな大好きFRで600psの最高出力と760Nmの最大トルクを二輪でしっかり御するのだから、そのマネジメントの巧みさには脱帽。

V8エンジンのサウンドがたまらないとか、ピニンファリーナのデザインも良かったけれど……などと熱っぽく(ある意味暑苦しく)語る前に、スマートかつスタイリッシュに楽しい会話を盛り上げていきたい。

一方的なレクチャーではなく、「会話」を。
それこそが、大人のクルマ好きが忘れてはいけない「嗜み」だと思う。

今回ご紹介するポルトフィーノは、実はそんな「嗜み」にもっとも最適な素材だったりする。

フェラーリ史上最強に女子受けする!と言われるそのネーミング。

画像: インストルメントパネル上にさりげなく配されたPortfinoのエンブレム。自然に「車名」の話題を持ち出せそう。

インストルメントパネル上にさりげなく配されたPortfinoのエンブレム。自然に「車名」の話題を持ち出せそう。

11月の半ば。フェラーリから新型のクーペモデルが発表された。「ローマ」という。

英語で書くと「Ferrari Roma」でちょっとだけオシャレな感じがするのだけれど、日本人的感覚からするとどうしても不思議ちゃん。

要するに「レクサス 東京」なのではなかろうか。

もっともフェラーリの場合は「モンツァ」とか「フィオラノ」と行った、ゆかりの地にちなんだペットネームをつけるのは常套手段だから、別に「ローマ」があったっていい。

アメリカにちなんだ地名も多い。たとえば「デイトナ」はよく知られている。最近では「カリフォルニア」もあった。

さらに「イタリア」や「アメリカ」、古くは50年代に「メキシコ」といった国家的スケールの名前を冠したモデルもあった。

なんてうんちくをひとしきり、傾けたと思って欲しい。

もちろんそれは、首都高速の夜を颯爽と駆け抜けているポルトフィーノの車内で、の話だ。

助手席には、できることなら女性が乗っているシーンを思い浮かべてみよう。

画像: 撮影の都合上おひとりさま。悪しからず。

撮影の都合上おひとりさま。悪しからず。

そこで彼女に尋ねてみる。

Q:じゃあ、今乗っている「ポルトフィーノ」には、どんな由来があると思う?

けっこうな確率で、きっとこんな答えが返ってくる。

A:東京ディズニーシーと関係があるの?

すでにご存知の方も多いかもしれないけれど、史上最強の女子受けネームが予想される秘密は、まさにその答えに隠されている。

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